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http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/31gendainet02043409/
「関西のドン」と呼ばれてきた創価学会の西口良三・総関西長(71)が、突然退任した。民主党の小沢一郎幹事長とのパイプ役だっただけに、なにがあったのかと憶測が飛びかっている。
西口氏は、30年以上、関西の責任者を務め、大阪に「西口王国」をつくってきた。小沢や野中広務元自治相と親しく、池田大作名誉会長からの信頼も絶大。関西の創価学会はバツグンの集票力で公明党を選挙で勝たせ、「常勝関西」と称されてきた。
だが、8月の衆院選では北側一雄元国交相や冬柴鉄三元国交相など、大阪、兵庫から出馬した6人が全員落選。責任をとって退任する形だ。
後任は置かないが、新たに池田名誉会長の長男、博正氏(56)を関西最高参与に就けた。
「現職6人全員を落選させたことで、池田名誉会長の逆鱗に触れたといわれています。30年間も関西のトップを続けてきたことで、もともと『世代交代すべきだ』という声も強かった。選挙の大敗を機に外したということです。同時に、長男への世襲を進めるつもりです。創価学会・公明党は、来年の参院選では、東京と大阪に絞って候補者を擁立する。5人区の東京で1議席を獲得することは簡単だが、微妙なのは3人区の大阪です。激戦の大阪で当選させれば、関西地区の責任者に就いた長男、博正の大きな手柄になる。池田名誉会長も、昭和31年、参院大阪選挙区で泡沫候補を当選させたことでカリスマ性をつけた。長男にも同じシナリオを用意するつもりでしょう」(事情通)
小沢とのパイプ役とされた西口総関西長を切ることは、創価学会・公明党が追い込まれている裏返しだという。
「創価学会・公明党は、政権与党になった民主党にすり寄りたいのがホンネです。ところが、小沢幹事長は『公明票は要らない』と明言し、反公明の急先鋒・石井一を選対委員長に就けた。取りつく島もない状況です。学会内からは、西口―小沢ラインはどうなっているのかという不満も出ていた。さすがに西口総関西長も辞めざるを得なかったのでしょう」(政界関係者)
自民党と10年間も連立を組み、庶民イジメの片棒を担いできた公明党は、大きなツケを払わされている。