★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK74 > 246.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: ベーシックインカムが議論の俎上にすら登らない現状は残念です。新党日本とみんなの党には期待しているのですが。 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2009 年 10 月 31 日 01:41:55)
民主党が実行しようとしている子供手当は《年齢制限つきベーシック・インカム》と言ってもよいと思います。
《ベーシック・インカム》の特徴は普遍主義ですが、年齢による区別はきわめて外形的な基準なので、普遍主義の本質を害するようなものではない。(※1)
たけ(tk)は、この《年齢制限つきベーシック・インカム》を是非とも成功させることが必要だと考えます。
《年齢制限つきベーシック・インカム》を成功させることにより、国民に普遍主義の合理性を納得してもらって、そこから、《年齢制限も無いベーシック・インカム》に発展させることを検討すべきだと思います。
===
※1 《年齢制限付きベーシック・インカム》は普遍主義の本質を害するようなものではない。
普遍主義というのは、「収入制限なし、所得制限なしに支給する」という考え方です。
普遍主義に対する概念は選別主義。
選別主義というのは「所得や所得や親族の費用能力、生活態度の、勤労意欲等々で人々を選別し、選別テストに合格した人にのみ支給を制限する」考え方。
《ベーシック・インカム》が目指している普遍主義は、逆に言うと、「生きているか、死んでいるかだけで選別する」ともいえる。生きているか、死んでいるか、というのは極めて外形的な選別であり、人のプライベートな事情の調査を必要としない基準なので選別主義に伴う弊害を生じない。
《年齢制限つきベーシック・インカム》の場合は、生死のほかに、生年月日という外形的な事情による選別ということになる。年齢による選別は、選別にかかる経費を生じないと言う点において「生死による選別」と似たようなものである。年齢制限つきだと、年齢による不公平という問題は生じるが、選別にかかる手間やコスト、プライバシー侵害、勤労阻害といった弊害は生じない。
なので、《年齢制限つきベーシック・インカム》は許容範囲内です。