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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20091030.html
上関原発建設ブイの強制設置・六ヶ所で高レベル廃液漏れ!事実を伝えるDAYS JAPAN存続を!
上関原発の建設用のブイがついにすべて設置されたというネットニュースを見て驚きました。
中國新聞中電、原発建設ブイ設置終了
'09/10/30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910300004.html山口県上関町への原発建設計画で中国電力は29日、反対派の阻止行動で途中段階となっていた建設予定地沖へのブイ設置作業を終えた。7日の2基に続き、早朝に残り7基を敷設した。
中電はブイ9基を田名埠頭(山口県平生町)に仮置きしていたが、9月10日から反対派の上関町祝島の漁船などによる阻止行動が続いていた。中電は今月7日と同様、埠頭とは別の場所から積み出したブイを設置した。積み出し場所は明らかにしていない。
上関原発準備事務所は「短期間で理解を得るのは難しいと判断し、安全で確実な方法を取った」としている。今後は取水口沖のしゅんせつ作業などを予定している。
【写真説明】上関原発の建設地沖に、新たに設置されたブイ(29日午後1時45分)
それにしてもこの新聞記事、反対派の阻止行動、という表現には違和感を覚えます。お上に盾突くことそのものにネガティブなイメージを持つように描いているように思えてなりません。
当然、真に暴力的なのは中国電力の側であることは明らかなのに。
なお、『1982年10月 中国電力が「上関町が原発建設の有力地」であることを発表』以来の上関原発問題(数年前までの分)は、「祝島ホームページ」に書かれています。
http://www.iwaishima.jp/home/discuss/discuss.htm
祝島島民の会blog
http://blog.shimabito.net/?eid=889638
もあります。
また、日々のレポートを写真で挙げてくださっているブログはこちらです。
RadioActive
原子力、核による放射能汚染、被ばく、それらが持ち込まれることによって起こる地域の分断、人間関係の破壊、生態系の破壊、争い、悲しみ、貧困、格差、などのあらゆるトラブルの解決を願う情報発信ブログです。
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
この上関原発建設強行のことを知っているかどうか、何気なく若手の何人かに聞いても「ふーん、そうですかあ」と、あたかも別の時代の別の星の出来事であるかのような反応でした。
TVや新聞は住民エゴ(という言葉の発明者は誰なのでしょう??)という、実際には存在しないものをもって反対している、ととしか捉えられないように、実態を隠蔽したり、どうしても報道する必要がある場合には、多くの場合が内容を加工し、それを行った代わりに、どうでもいいとしか思えないニュースを次々とさも大事であるかのごとく流して、希釈してしてしまくって、「お気楽な日本社会」を印象付けようとしていますから、よほどの注意が必要です。
わたしたちが何を読むことで核の問題(原発・原子力利用を当然含みます)の事実に近づけるかとなると、日本の商用メディアとして唯一、体系的に伝え続けているのは、写真雑誌、DAYS JAPANです。
さらに、そのDAYSは現在、存続の危機に立たされているとのことです。
http://daysjapanblog.seesaa.net/article/131005470.html
人の視点に立った、この勇気あるメディアをなんとかして残すことで、権力や財力による横暴の行われているところが、他でもないわたしたちと変わらぬ人々の生活の営まれている場であることを知ることができます。
こうしたことを知るのは、今まさに「始まりの始まり」にあるわたしたちの義務でもあり、重要な命綱でもあると考えます。
祝島を取り上げたこの号は増刷になったようですが、ただ、これからも数百人以上(本当は数万、数十万と言いたい気持ちです)の定期購読者が必要です。
DAYS JAPANの定期購読はこちらからです!!
http://www.daysjapan.net/subscription/index.html
DAYSから視る日々2009年10月23日
編集長便り(2009年11月号)
http://daysjapanblog.seesaa.net/article/131005470.html中国電力は、今日10月7日、上関原発建設に反対する人々の裏をかいて、隠していた場所からブイを運搬し、だまし討ち的な着工を行った。
これまで島の人々は、孤立した闘いを続けてきた。「海を守りたい」という純粋な動機からだった。かつて原発で働いた経験のある島民が、原発の危険性を説いて回ったことも影響したという。
しかしこの人々の闘いは、県外に伝わることはほとんどなかった。巨大メディアは、これまでこの祝島島民の反対運動のニュースをほとんど全国に広めてこなかった責任をどうとるつもりだろうか。自分たちの大株主に電力会社がいるからだという説明を、島民の目をまっすぐ見て告げることができるのか。それとも他に理由があると言えるのだろうか。
今回DAYSは、祝島の特集をうち、美しい自然のなかでの人々の営みの写真を掲載した。原発が何を奪おうとしているか、伝えることができたと思う。この島から原発予定地まで4キロ弱。チェルノブイリ原発と死の町となったプリピャチの距離だ。今回の着工の知らせを受けて、中国電力に電話した人がいる。すると広報の小川と名乗る人物は「昔核実験の時、放射能がいっぱいばらまかれたんだから、ちょっとくらいの放射能でむきになることはないではないですか」と言ったという。この感覚はいったい何だろう。(http://d.hatena.ne.jp/aresan/20091031/1254898052 )。
ところで「DAYS存続キャンペーン」という言葉を見て、事態はそこまで深刻なのかと驚かれた人もいるかもしれない。あと500人定期購読者を獲得できれば存続できると訴えて、1週間で50人の申し込みがあった。しかし横浜フェスティバルは台風の接近で、連日雨。祈る思いで空を見ている。(広河)
4枚のプレートの上にある日本列島の各施設、上関原発のことも、そして柏崎刈羽原発のその後も、六ヶ所の問題も、いつも気がかりなのに本当にずっと書けないでいます・・・。
ブックレットがこちらに掲載されていました。
わたしにつながるいのちのために ・*
http://ameblo.jp/watashini-tsunagaru/
六ヶ所村再処理工場については、ぜひ、「六ヶ所 海流」などのキーワードでも調べてみていただければと思います。
たとえばその結果から、以下を読むことができます。
高レベル廃液は、潮流に乗って、三陸の魚にも影響が発生します。
http://amanoe2k0708.blog.so-net.ne.jp/2007-11-22
http://amanoe2k0708.blog.so-net.ne.jp/2007-11-22-1
一般に産業事故は恐ろしいですが、こうした「核の平和利用」がもたらす厄災は、簡単に言って地球にひび割れを作るような破壊行為です。
そして、上関原発の報道があった同じく木曜に、六ヶ所で漏れていた液は、洗浄液などではなく、高レベル廃液だというニュースがちょうどありました。
読売を引用します。東京新聞(共同)
漏れたのは高レベル廃液 青森県六ケ所村の再処理工場
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009102901000771.html2009年10月29日 18時30分
試運転中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)にある高レベル放射性廃液のガラス固化体を作る建屋内で液体が漏れた問題で、日本原燃は29日、液体は高レベル放射性廃液だったと発表した。
原燃によると、22日に作業員が廃液タンクからつながる配管の受け皿に液体約20ミリリットルがたまっているのを見つけた。その後の調査で、この配管や別の配管の内部から放射能濃度が高い液体計約510ミリリットルを回収した。
原燃は、受け皿につながる配管とは別の配管からも廃液が見つかったことから、タンクから漏れたと判断した。
受け皿や回収された廃液の放射能濃度は水分が蒸発するなどしたため、タンク内の廃液の2〜8倍だった。原燃は漏えい原因を調査する。
再処理工場では今年1、2月にも廃液が漏れるトラブルがあった。
(共同)
読売
漏れたのは高レベル廃液と判明…六ヶ所村核燃工場
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091029-OYT1T01011.htm試運転段階にある使用済み核燃料再処理工場(青森県六ヶ所村)の配管から約20ミリ・リットルの液漏れが22日見つかった問題で、日本原燃は29日、漏れた液は、洗浄液ではなく高レベル放射性廃液だったと発表した。
配管内には、ほかに廃液約510ミリがたまっており回収した。配管からは今年1、2月、高レベル廃液が漏れ、その後、液を抜いて洗浄していた。なぜ配管に廃液がたまっていたのか原因を調べている。今回の廃液の漏れは、クレーンが、配管の弁の一部に接触したのが原因とみられる。(2009年10月29日20時18分 読売新聞)
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