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外相と防衛相が首相の合意はおろか内閣での意思疎通もなしに普天間基地移設の個人的な見解を述べて、それが閣内不一致となり迷走しだしたことはこの際、脇に置きましょう。
しかし、脇に置けないのは、早々に相手に手の内を見せ、足元を見透かされて交渉がやり難くなり結果的に相手に押し切られて国益を損じることです。
二氏の見解は、三党合意に反するだけではなく、「自立と対等の外交」を掲げた鳩山内閣の基本方針と「沖縄県民の思いを受け止めて解決する。」とした首相の意思にも反するものです。
以上の観点から「普天間は県外移設」を主張して共に粘り強く交渉するのが筋です。
アメリカとマスコミの脅しに怯えて早々と当初の方針を覆すことになったら、その胸の内を国民に見透かされ蔑まされて今の政権の勢いは萎えるでしょう。
改革はそう簡単にはできぬことは誰でも承知していることです。
しかし、この度の政権交代は大改革を行う千載一遇のチャンスです。
もし普天間移設が頓挫したら国民の失望を招くだけではなくこれまで続いたアメリカの従属国としての立場がこれからも続き国益を損ねることになります。
何を恐れるのか。
このままではますますアメリカに蔑まされる。
堂々と相手と渡り合う事で一目置かれ、対等な関係になると思う。
アメリカに簡単に屈するようでは国政での改革は断行できてもそれは弱い者いじめに見えて来る。
弱気で単純な外相と防衛相のお二人に猛省を促したい。