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http://mainichi.jp/select/today/news/20091030k0000m010126000c.html
事業仕分け:体制大幅に縮小、7人で再開 対象減は必至 毎日.JP
2009年10月29日 21時56分 更新:10月29日 23時9分
行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)の下で「事業仕分け」にあたる国会議員チームの人選やり直しが29日決着した。政府側の人選に民主党側が反発して作業が中断していたが、統括役の枝野幸男元政調会長ら7人で再スタートし、30日に財務省からのヒアリングを再開する。ただ、スケジュールがいきなり遅れた上、当初の32人体制が大幅に縮小されたため約240と見込んでいた仕分けの対象事業が減るのは必至だ。
人選は党側が主導し、枝野、菊田真紀子、田嶋要、津川祥吾、寺田学の5衆院議員と尾立源幸、蓮舫の2参院議員が選ばれた。仙谷由人行政刷新担当相は29日、国会内で民主党の小沢一郎幹事長と会い「(400人を超える民主党の国会)議員団のマネジメントに想像力、配慮が足りなかった」と陳謝した。
党側が問題視したのは、作業チームに新人議員14人が入ったこと。元官僚など、仕分け作業に適任な議員もいたが、作業が本格化すると、国対が行う新人研修や国会の委員会活動との両立が困難になる。22日夕の政府・民主党首脳会議で小沢氏が「聞いてない」と不快感を示し、23日午前に始まったチームによるヒアリングは、その日の午後に中断に追い込まれていた。
鳩山首相が22日に「必殺事業仕分け人」と激励したメンバーで残ったのは5人だけ。枝野氏ら中核メンバーは残ったが、「首相自らが指示した作業」というチームの政治的な強みは党の横やりでほぼ失われた。官邸関係者は「小沢氏は『民間の知恵を借りよう』という考え。民間メンバーを増やせば問題ない」と平静を装うが、党内には「この騒ぎでチームの力は5分の1に下がった」と懸念する声もある。
一方、国会議員とは別に民間メンバーが20人近く起用される見通しで、事業仕分けの経験がある元千葉県我孫子市長の福嶋浩彦氏や元佐賀市長の木下敏之氏らが浮上している。