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鳩山首相「市場に全てを任せ強い者だけが生き残ればよい、国民生活を犠牲にして経済合理性を追求という発想はもはや成り立たない 09 年 10 月 26 日 ブルームバーグ
http://www.asyura2.com/09/senkyo73/msg/856.html
ロイターでも報道される。これで日本の大手マスゴミがきちんと伝えねば、もう新聞・テレビに金を払ってまで見る価値はないのでは 09 年 10 月 26 日
http://www.asyura2.com/09/senkyo73/msg/860.html
「市場にすべてを任せ、強い者だけが生き残ればよいという発想や、国民の暮らしを犠牲にしても、経済合理性を追求するという発想がもはや成り立たないことも明らか」
という、政権を始める上での最初の決意表明において大切な部分だと思いますが、ブルームバーグしかきちんと要点をまとめて伝えていなかったようです。毎日、産経などはもう見てないので知りませんが。
鳩山首相、のりピーに食われた…異例の52分間所信表明演説も、ニュースの“主役”は酒井被告 報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091027-OHT1T00050.htm
第173臨時国会が26日召集され、鳩山由紀夫首相(62)は衆参両院で就任後初の所信表明演説を行った。「友愛」の政治理念を強調した演説は52分間と国会いう異例の長さだったが、この日のテレビ各局は覚せい剤取締法違反の罪に問われた女優・酒井法子被告(38)の初公判の報道に集中。所信表明の扱いはわずか数分程度にとどまり、晴れ舞台は“マンモス裁判”に完全に食われた形となった。
午後2時、衆院本会議場。鳩山首相は金色の勝負ネクタイを締めて臨んだ所信表明で「まず行うべきことは戦後行政の大掃除」と政権交代の意義を強調。「鳩山内閣が取り組んでいるのは無血の平成維新」と改革に臨む決意を示した。
就任から40日のデビュー演説では、科学者のアインシュタイン博士の「人は他人のために存在する」の言葉を引用し、友愛精神に通じる自身の政治理念を訴えた。
演説でひと呼吸置くたびに、与党席から拍手が起こった。野党席から飛ぶヤジにもめげず、25日の参院神奈川、静岡両補選を民主党が制した勢いに乗るように初の国会演説を堂々とこなした。だが自信の演説も注目度は決して高くなかった。
主婦層が中心に視聴する夕刻の時間帯。午後5時前からのテレビ各局の報道番組で酒井被告の初公判をトップで扱ったのは日本テレビなど民放4局。首相演説をトップで取り上げたのはNHKとテレビ東京だった。
量も段違いだ。フジテレビとテレビ朝日は1時間近く、日本テレビとTBSも30分以上も扱う力の入れよう。特集を続けた民放4局も午後6時前からようやく演説を取り上げたが、時間は軒並み5分程度という寂しいもの。夜のニュース番組では所信表明がトップ扱い、時間も多少増え、やや盛り返したが、「のりピー報道」にのまれた印象はぬぐえなかった。
もっとも、首相はのりピーに1度救われている。8月の衆院選中、民主党のマニフェストの一部を修正し、ぶれが指摘され始めたころ、酒井被告の事件が発生。政治報道は小さくなり、永田町かいわいでは「自民党からの攻撃を最小限に食い止めた」との見方も上がり、自民党サイドを悔しがらせた。
所信表明は52分間のロング演説。麻生太郎前首相(69)が昨年9月に行った際は21分間と比べても長さが際立つ。演説で首相は自身の政治資金虚偽記載問題に触れ「政治への不信を持たれ、申し訳ない」と陳謝。演説を結ぶと、民主党の若手、中堅議員がスタンディングオベーションをし、拍手の雨を浴びた。まさに異例づくしだった。
演説終了後、首相は記者団に「『今までとは少なくとも違うぞ』と国民が思えたらうれしい」と自画自賛していた。
コメント
読売、日経、朝日で全文が掲載されていましたが、ブルームバーグの様にコンパクトにまとめられてはいませんでした。つまり、ジャーナリズムとして肝心な部分を伝える努力はしていませんでした。これでは人の目に触れる機会は当然減っていくでしょう。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091026-OYT1T00764.htm
http://www.nikkei.co.jp/senkyo/2009shuin/elecnews/20091026AS3K2601J26102009.html
http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY200910260068.html
恐らくそれらの新聞でも伝えられないでしょう。一国のトップの肝心な国の方針の意思表明を、大衆がテレビや新聞というマスメディアを見ていても、知る機会がない現実なのです。
朝日の場合、その部分がありますが、こうして都合のよい部分は削り取られていました。
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200910260049.html
>>
<人間のための経済へ転換>
経済運営でも「人間のための経済への転換」を主張。「経済合理性や経済成長率に偏った評価軸で経済をとらえるのはやめよう」と訴え、雇用や人材育成面でのセーフティーネット整備や、食品の安全・治安の確保、国民の暮らしの豊かさに力点を置いた経済・社会への転換を目指す考えを示した。
<<
上記の文章、鳩山氏自身が言った「言葉」と比べて同一に見えるでしょうか?あまりにも軽い言葉に変換されてしまっている。
「市場にすべてを任せ、強い者だけが生き残ればよいという発想や、国民の暮らしを犠牲にしても、経済合理性を追求するという発想がもはや成り立たないことも明らか」