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とにかくどっちの知事もとんでもない連中という話ですが
先ず今日の毎日新聞から
震政権:諫干開門、調整入れず 佐賀知事と長崎知事、せめぎ合い(毎日jp オッショイ!九州)
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20091024ddp041010019000c.html
◇佐賀知事「会わないと言われた」/長崎知事「面談の要請一切ない」
◇事業者の国は…「地元で話し合って」
国営諫早湾干拓事業(諫干)の開門調査に反対する長崎県の金子原二郎知事と、開門を求める佐賀県の古川康知事のせめぎ合いが激しくなっている。赤松広隆農相は23日、金子知事にも地元同士の話し合いを求めたことを明らかにした。民主党内でも両県で意見が対立する中、国が打開策を地方に投げた格好だが、両知事とも応じる構えを見せており、「直接対決」が焦点となってきた。【阿部弘賢、錦織祐一、姜弘修】
「一日も早く有明海を再生するには開門調査が欠かせない」
22日、赤松農相と面談した古川知事は早期の開門調査を迫った。知事としては、諫干が原因として有明海での漁業被害を訴える佐賀県の漁業者らを重視。民主党が圧勝した先の衆院選直後の会見では「民主党は開門調査に比較的理解があり、実現を働きかける」と述べるなど、政権交代を機に流れを自陣に引き込もうという勢いだ。
22日に実現した農相との会談もその一環といえ、農相から「まず地元同士で話を」との言葉を引き出した。もともと「直接対決」を望んでいた古川知事。会談後、「(長崎県知事は)諫干の件であれば会わないとおっしゃっているやにうかがっている。大臣から言っていただいたので、改めて長崎県知事に面談を求めたい」と語った。
この言葉に長崎県の金子知事がかみついた。23日、長崎県庁内で報道陣に、佐賀側からの面談要請は「一切ない」と否定。「遺憾だと思うんだよな」と不満をあらわにし、「地元で話し合いをするのは当たり前のことだ」と受けて立つ姿勢を示した。
佐賀側に先手を打たれたかに見える金子知事だが、実は今月14日、古川知事より先に赤松農相とひそかに面談していた。「既に諫干では営農が始まっている。開門されたら塩害などが出て困る」。こう訴える金子知事に、農相は「隣県の知事と話もしたことがないのでは話にならない」と協議を求めたという。
次も同じ毎日新聞
古川知事:新幹線長崎ルート、城原川ダムで要望 /佐賀(毎日jp)
http://mainichi.jp/area/saga/news/20091024ddlk41010609000c.html
古川康知事は23日、国土交通省で馬淵澄夫副国交相と面会し、九州新幹線長崎(西九州)ルートと城原川ダムについて要望した。
新幹線については、(1)総合交通体系に位置づけ、早期に整備すること(2)地方負担のあり方は地方の意見を聴いて進めること−−の2点を要望。副国交相は、すでに着工している武雄温泉−諫早間について「開業時期に影響しないよう予算を付ける」と述べ、予定通り進めると確認した形になった。
また、城原川ダムをめぐっては、再検討を時間を掛けずに実施することを求めた。副国交相は「予算編成までにスケジュールを示したい」と返答し、国交省の従来の見解を改めて示したという。
さらに同じく毎日新聞
佐賀県知事:経産相にプルサーマルなど説明強化を要請(毎日jp)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091024k0000m020020000c.html
佐賀県の古川康知事は23日、経済産業省で直嶋正行経済産業相と会談し、九州電力玄海原子力発電所3号機(同県玄海町)で始まるプルサーマル発電を含めた核燃料サイクル政策について、政府の説明強化を要請した。
古川知事は直嶋経産相に、鳩山政権がこれまでの核燃料サイクル政策を堅持する方針を確認。そのうえで「国民に対する説明を強化してほしい」と要望した。古川知事によると、直嶋経産相は「核燃料サイクルは安全性第一で推進する。プルサーマルは引き続き行ってほしい。広報強化も検討を始めている」と述べたという。
古川知事は会談後、「国の政策に変更がないことが確認でき、安心した」と述べた。【柳原美砂子】
で、長崎の方ではまたまた毎日新聞
石木ダム:建設問題 事前説明会「手続き瑕疵ない」県側、反対派の中止要請に /長崎(毎日jp)
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091023ddlk42040547000c.html
◇きょう予定通り実施
県と佐世保市が川棚町に建設を計画している石木ダム問題で、土地収用法に基づく事業認定申請に伴う事前説明会を23日に控え、反対派の市民や町民らが22日、同町の県石木ダム建設事務所を訪れ、説明会の中止を申し入れた。反対派は建設予定地の土地や樹木を購入しており「説明会の通知がないのは法令違反」と主張したが、県側は「手続きに瑕疵(かし)はない」として予定通り実施する方針を示した。【山下誠吾】
同事務所を訪れたのは、佐世保市稲荷町の宮野和徳さん(65)ら9人。このうち4人が6月に建設予定地にある樹木を各1本ずつ、また7月には市民、町民を中心に計54人で山林約3500平方メートルを購入。「土地収用法で定められた説明会の通知が来ていない。手続きに瑕疵がある」と主張した。
これに対し、松尾弥太郎事務所長は、通知を発送した今月15日には反対派の動きを把握していなかったとし「通知は可能な範囲で行えばいい。(発送時点で)知り得る範囲でやった」と述べ、申し入れを拒否した。
〔佐世保版〕
以上、同じ毎日の4つの記事を並べてみると、諌早湾干拓問題で対立しあっている両県知事だが、どちらもシャカリキで新幹線やらダムやら果てはブルサーマルまでも強行しようとしていることがわかる。金子知事にとって諌干も長崎新幹線も利権がらみで必死だが、古川知事は実に巧妙に立ち回っている。東大出て旧自治省に入省、長崎県に官僚時代の古川が出向してたときに金子知事の下で働いていたというわけだ。