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頑固者バンザイ
asahi.com亀井氏「モラトリアムは言葉の遊び」 法案成立に強気 (一部引用開始)
亀井氏とのインタビューの要旨は次の通り。
――郵政株売却凍結、貸し渋り・貸しはがし対策両法案の臨時国会での見通しは。
「国会延長しようが何しようが必ず通す。絶対します。しないわけにはいかない」
――大臣就任後、金融問題に特に力を入れています。
「小泉・竹中路線で日本の金融システムが本来の役割を果たしていない。弱肉強食で一部の人の利益になるような金融行政を抜本的に変える。両方(郵政、金融)とも(国民新党の)一丁目一番地だ」
――「モラトリアム」発言が波紋を広げました。
「モラトリアムってみんなが攻撃したから、最近わざと言っている。モラトリアムは返済猶予で、条件変更だ。言葉の遊びだ。広辞林をひけ」
――市場が反応して金融株が下落しましたが。
「投資家がそう思うような銀行なら、資格はない。オレは今まで政治家として発言したことを取り消したことは一度もない。(一連の発言は)全然取り消す必要はない」
――国民新党の展望をどう描きますか。
「政策実現のために党を作った。郵政見直し、モラトリアム。間違いなかった。その先に断崖(だんがい)絶壁が待っているか、天国が待っているかは分からない。その結果、国民から支持されずに国民新党が消えていくならしょうがない」
――民主党の小沢一郎幹事長との今後の関係は?
「分からない。私の政治理念、政策に対して一緒に手を握れる政治家なら手を握る。今は握っている。先のことは自分一人で政治はできないので、色んな人と手を握っていければいい」(聞き手・関根慎一)
(引用ここまで)
亀井先生は昔から一貫してますよ。全く変わっていない。郵政選挙の後、とある講演会で小泉・竹中路線を批判し、わが国の行く末を懸念する話をしたら、お馬鹿な聴衆たちがけしからんと大騒ぎしたこともありました。あれから4年、日本は亀井先生たちが懸念していた通りの惨状となり、小泉たちに騙されたことにやっと気づいた人もいるでしょう。上の記事からも、亀井先生の頑なさが伝わってきますが、こういう頑固者、いいですね。亀ちゃん、かっこいい!
ブレブレ民主と違って今の内閣で気を吐いているのが、亀ちゃんとみずほさんのふたりですが、ふたりとも弱小政党を率いる党首。亀ちゃんは、ブレーンだった植草先生を冤罪から守れず、亀井派を潰され、永岡さんを失い、自民を追われた。それでも主義・主張は一切変えないで、小さな国民新党を与党にした。そして今度は旧亀井派で仲間だった中川昭一さんまで失った。みずほさんの方も時代遅れと言われようが叩かれようが主義・主張はブレず、弱小社民を守り、ここまで来た。ふたりとも肝の据わり方、腹のくくり方が違いますよ。
混沌とした今のような時代、こういう頑固さが必要ですが、国民新党がなかなか支持を拡大できず、小泉インチキ改革の後継者で官僚叩いて悦に入っているだけの胡散臭いみんなの党の方が支持される現状には、ガッカリです。ほんと馬鹿ばっかですな(怒)