★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK73 > 654.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.jrcl.net/web/frame091026b.html
十月十日、世界死刑廃止デー企画として「響かせあおう 死刑廃止の声2009」が行われ、東京・新宿区の四谷区民ホールに約二百五十人が集まった。主催は死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90。 司会者が「死刑廃止国は全世界で百三十八カ国に及び、七〇%の国がすでに死刑を廃止している。こうした流れに逆らって、日本はコンベアベルト式に大量の死刑執行を行っている稀な国になっている。しかし政権交代が実現し、死刑廃止議員連盟に所属していた千葉景子さんが法相になったことに希望の光を見る」と提起した。続いて前衆院議員で死刑廃止議員連盟事務局長の保坂展人さんが「鳩山政権の下で死刑執行にブレーキがかかるだろうし、そう期待する。この間、死刑執行が内閣の支持率を上げるという状況だったが、死刑執行がある限り戦争・暴力はなくならない」と訴えた。 続いて、二〇〇四年に亡くなられた確定死刑囚の母、大道寺幸子さんが残した基金によって始まった死刑囚の表現展に寄せられた文芸・美術作品を紹介し、選考委員に語ってもらうシンポジウム「死刑囚の表現をめぐって」。今年は十人から文芸作品が、十一人から絵画、イラストなどが寄せられ、会場のロビーに展示されている。 足利事件の菅 次に足利事件で「無期懲役」確定判決で服役し、冤罪が明らかになって刑の執行を停止され十七年半ぶりに釈放された菅家利和さんと弁護士の佐藤博史さんが登壇し、司法制度そのものが作り出した許しがたい冤罪事件の経過・構造を報告した。 元裁判官たち 最後に「裁判官の証言 誤判は避けられない!」というテーマで討論が行われた。安田好弘弁護士が司会したこの討論には元裁判官の木谷明さん、生田暉雄さん、井垣康弘さんが出席した。 |