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2009/10/22 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/97643
今度の日曜日(25日)はちょっとした選挙デー。まず神奈川と静岡で参院補選の投開票がある。政権交代後の初の国政選挙だ。
「神奈川は民主党議員だった浅尾慶一郎(現・みんなの党)の衆院選転出に伴う補選。民主党としては負けられない選挙ですが、一方の自民党が組織がゆるんでしまっていてほぼ勝負ありです。静岡は自民党の坂本由紀子議員の知事選転出(落選)に伴う選挙ですが、民主党の小沢幹事長が早々と地元の大企業に根回しし、こちらも頭一つリードです」(政界関係者)
政権交代の“達成感”によって無党派層の関心は低く、「基礎票の勝負になる」と読んだ小沢幹事長は、自ら地元の衆参議員の選挙事務所を抜き打ち訪問して陣営を引き締め、さらに連合はじめ、参院の組織議員もフル回転させている。
この補選の他に、宮城で知事選、川崎と長野、神戸で市長選も投開票され、民主党と自民党の激戦の構図だが、小沢幹事長の熱の入れようは半端じゃない。
「自民党を驚かせたのは、民主党の国会議員や関係者に配られた小沢幹事長の“檄文”です。参院補選などの協力を要求したものだが、そこには同じ25日開票の千葉市議補選の候補者まで書き込まれていた。大幹事長が市議会の補選にまで目を光らす。これじゃあ、地元の国会議員や県議はウカウカしてられない。負けたら、連帯責任を負わされかねないと必死にならざるを得ません。この檄文を見た自民党幹部たちは小沢の目配りに呆れ、ため息をついていました」(選挙関係者)
25日の選挙という選挙で全勝を狙う“欲張り”小沢幹事長。それは平時でも「選挙に強い小沢」の神話を定着させることと、翌26日からの臨時国会を前に自民党をギャフンとさせることが目的だが、現状では、宮城県知事選と川崎市長選が悩みのタネらしい。
(日刊ゲンダイ2009年10月19日掲載)
2009/10/22 10:00 更新