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[MSNニュースより]
鈴木宗男衆院外務委員長(新党大地代表)は20日、文化放送の番組で、前原誠司沖縄・北方対策相が北方領土を不法占拠状態にあると指摘したことに対し「不法占拠という表現は失敗だった。(ロシア側は)係争地域であると認めている。(11月にシンガポールで予定される)日露首脳会談の前に言うと、間違って受け止められる」と批判した。
さらに「過激なことを言えば受けると思ったら大間違いだ。外交は静かにやるものだ」と指摘した。
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たしかに鈴木氏の言い分は一理ある。
前原氏はタカ派のイメージがあるが、タカ派といわれる輩の最大の欠点は、
遠吠えが過ぎることである。
やたらと相手を下手に威嚇する。
ー外交は静かにやるものだ(鈴木氏)
すべての外交をそうやるべきではないと思うが、
この場合、闇夜に犬が熊に対して遠吠えしているようなものだ。
近づいてくるわけがない。
吠えたと自慢してみても、
まず土俵に上がらせなければ、吠えても意味がない。
遠吠えよりも静かにエサを撒くことが先決だと思う。