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(回答先: 今、亀井金融庁が熱い! − 亀井さんはどこまでやるか? 投稿者 真夏の海の家 日時 2009 年 10 月 20 日 18:15:02)
> なによりも非難されるべきは、金融派生商品の規制方法、レバレッジ規制、金融派生商品の情報開示、監督官庁の整備等々の具体策がなにも打ち出されないまま、つまり、今回の金融危機発生の主因を取り除く作業をしないまま、やみくもに公的資金をばらまいていることです。手をつけたのは「ストレス・テスト」といって、今以上の激震に金融機関は個別的に耐えられるかの検査だけです。システムの危機なのに、金融機関の個別体力の測定しか行おうとしていない。要するに何もしていないのです。膨大な公的資金の散布は、システムの改善なしには、必ず、ハイパーインフレーションを起こしてしまうでしょう。
まったくですね。オバマ政権のやっていることは、今以上に金融機関へ儲けの道具を与えること。
非常に不思議なのは、今までのところ、アメリカの投資銀行だけが勝ち組であり、世界中の多くの金融機関は負け組みであるのに、世界中で規制への動きが余り表面化しないことです。それだけ、アメリカの支配層のコントロールが世界中の国々の政府内部に及んでしまっていると言うことなのかと感じています。
日本でもそうですよ。金融ビックバンと言われた橋本政権での金融規制緩和、これにより証券デリバティブが解禁され、金融持ち株会社も可能になった。その結果のひとつが、金融関係企業の株配当金の高額化です。
亀井静香金融相がどこまでやるか、ということでしたら、まずは、デリバティブ取引に関する規制強化しかない。しかし、これも、日本国内だけでやってもあまり意味はなく、国際的な取り組みが必要で、アメリカがどう動くか、中国がどう判断するか、そういった要素が大きいのでしょうね。