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西川社長辞任会見速報「カメラ出て行け!」
10月20日19時27分配信 産経新聞
終始厳しい表情で会見する、西川善文日本郵政社長=20日午後、東京・霞が関の日本郵政本社(奈須稔撮影)(写真:産経新聞)
東京・霞が関の日本郵政本社1階で、午後6時半から始まった日本郵政の西川善文社長の辞任会見。西川社長は、緊張した表情で席に着き、記者団をちらりと見た。
《西川社長は、会見席を取り囲む数十台のカメラに対し、ジェスチャーで離れるように指示するが、激しいフラッシュを浴び、怒りの表情に変わる》
西川社長は「もう少し離れないと、会見しない」と怒鳴り声を上げる。
「カメラストップ!」と広報がなだめるが、西川社長はカメラマンに、「もう少し離れろ」と激怒した。広報が「ご協力お願いします」とカメラマンに再度要請し、会見は始まった。
《会見冒頭》
西川社長「私が本日、辞任の決意をしました。本日、体調が悪いので、すいませんが、亀井大臣(静香郵政改革担当相)から閣議決定されました基本方針について、説明を受けました。いくらかお聞きしていましたが…」
西川社長「カメラは出てけ!」
西川社長「がちゃがちゃやられたら、頭の悪い私は混乱しますよ」
西川社長「話を続けます。この方針は、私が郵政民営化のためにやってきた、これからやろうとすることに大きな隔たりがあるものでございました。もはや、現在もこの職にとどまることは適切ではないと考えた次第であります。辞任表明を正式には28日の取締役会でその場で、辞表を提出したいと思っております」
《質疑応答に入る》
−−なぜこのタイミングで辞任表明したのか。亀井大臣との会談の内容は
西川社長「会談は人事に関することが含まれているので、コメントとをさしひかえたい。このタイミングというのは私がさきほど申し上げた通り」
《「体調が悪く声が出ません」と説明していたように、か細い声で答える》
−−現在までトップとして郵政を率いてきた総括を
「この4年、後半は民営化となるがたいへん厳しいものだった。私の持っている能力、たいしたものではないが、それをはるかに超えるようなものであった」
《目が潤んでいるようにも見える》
「しかし社員の皆さんがよく協力してくれ、今日までやることができました。この間の業績その他やサービスレベルの向上であるとか、あるいはいろいろな面での品質の向上という面で相当程度の実績をできたとおもっています。そういう意味では思い残すことはありません」
《口を引き締める西川社長》
−−見直しの方針についてのご見解は
「今後のことについては、その基本方針に込められていることについては、国の政策ですから、コメントすべきではない。これまでやってきたこと、これからやろうとすること、郵政民営化法の政府の信用を自らの力で、信頼を勝ち取ることのできる民業に変えようと。変革の中、上場させることで、わがくにを代表する企業グループにすると考えていた。今日、閣議決定された基本方針をみれば、おわかりかと思います」
−−取締役を退任して、他の人に社長を(任せるのか)
「人事については、私から申し上げることはありません。亀井大臣を中心に人選を進めると理解しております」
−−まったく違うところからの人なのか
「それも申し上げることではありません」
−−かんぽの宿の問題発覚のときに辞めるという考えはなかったか
「かんぽについては、反省すべき点はあったが、不正な点は一切なかった。それが、辞任の理由になるとはまったく考えておりませんでした」
−−特にこの1年、政府に翻弄された。政府のありかたは
「まあ、それは、あなたが経営トップなら、私が1週間でやめるのだから、とやかくいうことではない」
−−役員報酬の一部返上もした。辞任を促されたのは理不尽ではないかとの声もある。やり残したことは
「もう、言えば切りがない。色々、ある。しかし、今もう、申し上げても意味がないこと。今後の方が決めればいい」
−−今日、小泉さんとあったのか
「コメントできません」
−−西川社長が進めてきた改革はどの程度が
「この長い道のり、どのくらいまで行ったとは言えない。会社の社員として、みなさん方がどうごらんになるかだ。やらなければならないことは沢山ある。大事なことは、何をやるかが大事だ」
−−利用者のみなさんに対しては
「あの〜私は、利用者に評価をされると、利用者によくなったと、あるいは、こういう評価をされることが、企業価値を上げることが向上につながる。もう一段高く進める必要がある。
「これにて、会見を終わりにしたいと。
《会見はわずか十数分で終了した》
最終更新:10月20日19時27分