★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK73 > 281.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091013k0000e010009000c.html
【イスラマバード栗田慎一】岡田克也外相は12日、来年1月で期限が切れるインド洋での海上自衛隊の給油活動について、今月下旬召集予定の臨時国会に延長のための関連法案を提出することは「俎上(そじょう)に上っていない」と述べた。来年1月からの通常国会に提出しても期限前成立は極めて困難で、海自は1月で撤収する見通しが強まった。
訪問先のパキスタンで記者団に語った。岡田氏はこれまで「単純延長はしない」と含みを持たせてきたが、「提出にはいろいろ調整も必要になり、現実的には難しい」との認識を示した。ただ、将来的に再開するのか一時的な中断なのかは明言しなかった。
岡田氏は11日にパキスタンのギラニ首相、12日にクレシ外相、ザルダリ大統領の順に会談。ギラニ、クレシ両氏が「パキスタン軍への燃料などの支援」を求めた。岡田氏は、来年1月の期限までに延長のための法案提出は間に合わない▽連立相手の社民党が反対している▽給油のニーズが減っている−−などと指摘した。
ザルダリ大統領との会談で、岡田氏は「核のないアジアを実現したい」と述べ、核不拡散の徹底や核実験全面禁止条約(CTBT)参加を求めたが、大統領は「南アジア非核化地帯の実現に努力したいが、インドの説得が必要だ」と消極姿勢を示した。
岡田氏はまた、パキスタンのテロ対策を高く評価。4月に東京であったパキスタン支援国会合で日本が約束した10億ドルの早期実行を約束した。大統領は「この8年のアフガンとイラクでの(多国籍軍の)活動が生産的だったとは思えない」と振り返り、日本の民生支援に謝意を表明。「テロ対策には経済基盤の強化が必要」とし、石炭火力発電で低公害の日本の技術支援などに期待感を示した。
岡田氏は12日に掃討作戦の避難民キャンプを視察する予定だったが、治安上の理由で中止となった。同氏は13日未明、バンコク経由でインドネシアへ向かった。
毎日新聞 2009年10月13日 10時25分(最終更新 10月13日 10時31分)
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK73掲示板
フォローアップ:
★コメント投稿フォーム (1000字まで) よかったら一言、ここに感想などお聞かせ下さい。 コメント投稿するとすぐにこの上部に表示されます。 |