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保坂展人前衆議院議員が、ある集会で、裁判員制度で裁判員が死刑を議決したら、国民の判断で死刑となっているのに総務大臣がそれを執行しないのはおかしい、という世論が作られる可能性がある、という趣旨のことを言ったということだ。
的を得た言葉だと思う。実際、1995年以来、起こっている事件は、かなりおかしく、何らかの形でマインドコントロールがされているか、無理やり警察が事件を作ったようなものが相当数あるからだ。
1997年2月に神戸で起きたいわゆるサカキバラセイト事件、とても中学生がやれる事件ではなく、実際に、事件経過とされることに多くの矛盾点があったのもかかわらず、政治家もマスコミもほとんどそれを取り上げることをしなかった。だから、世間のかなりの人たちは実際に中学生だったA少年が事件を起こしたと信じ込んでしまっている。多分、動機は、世間の関心を事件に向けて、他のもっと重要なことから関心をそらすことだったと思う。劇場型犯罪とは、一般的にそういうものだ。
2002年10月世田谷で起きた石井こうき衆議院議員の刺殺事件、殺害現場から被害者が持っていた書類が無くなっていたが、その書類の内容についてほとんど確認というか、報道がない。1995年ぐらい以降の書類は、まずほとんどワープロで作成されるし、コピーも簡単に取れるわけで、パソコンやファイルなどを調べれば必ずどんな書類か分かるはずだったが、まったくといっていいほど無くなった書類の内容に触れた報道はない。また、当時の民主党代表鳩山由紀夫は、事件について、暴力で政治に圧力をかけることは許せないという趣旨の発言を国会でしただけで、石井こうき代議士がどんなことを調べていたのかについては、まったく発言しなかったし、それを調べるということも言わなかった。事件の翌日、犯人を名乗る男が出頭するが、動機は家賃を借りに行ったが断られたというもので、無くなった書類についての言及はなかった。そして、警察も書類についての捜査をした様子がない。明らかにある特定の事件隠しの意図があったはずだ。
2004年6月長崎で起きた小学6年生の女子児童が同級生の首を切り殺害するという事件。昼休みに教室から最も離れた部屋へ呼び出し、部屋のカーテンを閉め、床に座らせて目をつむらせ、後ろからかみそりで首を切ったという事件だ。首の傷はかなり深く、ほぼ即死であった様子だ。しかし、小学6年生の女子児童にこんな計画性があるだろうか?事件後、ふらふらとした様子で廊下を歩いていたということで、明らかなマインドコントロールの事例。被害者の父親は毎日新聞の記者。マスコミに対する脅しが狙いなのは明らか。
その他、その他、まだまだ幾らでもおかしい事件を上げることができる。しかし、多分、多くの市民は事件経過のおかしさに気がついていないだろう。警察・検察やマスコミがおかしいと言い出さないので、単にそういう事件が起こったのだと思ってしまうのだ。だから、もし、裁判員裁判でそういう事件を審理しても、裁判員自体がおかしさに気がつかない可能性が高い。そして、死刑判決を出してしまったら、その判決は国民が出したものだという御旗が立てられ、死刑実行の認可権限がある総務大臣が認可しないことに対する圧力として機能する可能性がある。
保坂展人前衆議院議員の言っているとおり、なるべく早く死刑制度廃止を法制化するべきだ。そうでないと、免罪事件というか、まったく作られた事件についてそれを解明する糸口が根本から消されてしまうし、一般的に言って権力の不正に立ち向かう人々にとって大きな圧力となってしまう。
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