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(回答先: 慎太郎の都銀に対する外形標準課税は、自分で自由に使えるお金が欲しかったのでは 投稿者 異論半論 日時 2009 年 10 月 08 日 23:34:27)
自分が石原慎太郎を見ていて印象的だったのは、議員辞職したときと、東京都知事選に立候補したときでした。
1995年の議員辞職は、とても意外でした。そのときの言葉を覚えているわけではありませんが、ネット上には次のような記事が見つかります。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/ishihara/data/199504giinjishoku.htmよりコピー;
日本の将来を毀損しかねない問題をいくつも露呈しているのに現今の政治はどれもほとんど手をつけられず、すべての政党、ほとんどの政治家は、いかに自らの身を保つかという、最も利己的で卑しい保身の目的のためにしか働いていない。
こうした政治の現況に、国民が軽べつを通り越し、ただ無関心にすぎているという状況は政治の本質的危機としかいいようがない。
到来しつつある歴史の新たなうねりの中で、日本は国家としての明確な意思表示ができない去勢された宦官のような国家になり果てている。
官僚の政治支配のせいというならば、その責任はそれを放置しているすべての政治家にこそあるのではないか。自身の罪科を改めて恥じ入り、今日この限りにおいて国会議員を辞職させていただく。
コメント 『国家なる幻影』での回想 参照。
データソース 『石原慎太郎猛語録』p.36
以上コピー終わり。
ちょうど、オウム真理教の地下鉄サリン事件などが起こった直後であり、ああ、この人は、多分、逃げ出すんだと感じたものでした。そして、それにしては、いかにも威勢のいいことを言っているなと思いました。
ただ、東京都知事選出場は、とても意外でした。まあ、保守分裂の状況を見れば、自分が立候補すると勝てると計算したのかとも思いましたが、それでも、いったいどういう狙いがあるのかと驚いたものでした。
石原慎太郎 66 無所属 新 1,664,558票 30.47% なし
鳩山邦夫 50 無所属 新 851,130票 15.58% 民主 推薦
舛添要一 50 無所属 新 836,104票 15.30% なし
明石康 68 無所属 新 690,308票 12.63% 自民・公明 推薦
三上満 67 無所属 新 661,881票 12.11% 共産 推薦
柿澤弘治 65 無所属 新 632,054票 11.57% なし
自民党の本命は明石康さんであり、あの時代に自民党が敗れるというのは、かなり珍しい現象でした。もっとも、その前の都知事選挙でも鈴木俊一さんに磯村さんが敗れるという事態が生じていましたが。
多分、石原慎太郎という政治家の最も基本的な姿勢が変化したのは、この都知事選前後のことではないかと感じています。このころは、小沢一郎現民主党幹事長が自民党を離党し、また、現総理の鳩山由紀夫も自民党離党、民主党旗揚げ、社会党解党と政治的な混沌が続いていた時期でした。
やはり、こうして振り返ってみると、ソ連崩壊が大きいなと改めて思います。ソ連崩壊以来、日本の政界は、どんどんと混乱してきていると思います。東京佐川急便事件は、それを具体的に表に出した事件でした。多分、田中角栄時代からの確執、対立を引きずっていたはずです。
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