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鳩山内閣は不況に鈍感であってはならない。鳩山内閣は補正予算見直しを行っているが、これは景気を悪化させ不況を促進する誤った政策である。いま鳩山政権は景気を冷やす政策をとり始めている。危険である。止めなければならない。
2009年10月5日(月)夕刻、金融庁大臣室に亀井静香郵政改革・金融担当相を訪ね、インタビューした。この記事は10月7日付の『日刊建設工業新聞』1面左上段に掲載されている。亀井静香さんとの付き合いは古い。学生時代の友人の親友という関係で、かなり以前からの付き合いである。人情・友情に篤く、大変な好人物であり、スケールの大きい第一級の人物である。最近、亀井静香郵政改革・金融担当相に対し、民主党内の市場原理主義の構造改革派とマスコミと金融界から諸々の中傷が行われている。しかし、亀井氏の考え方は常識的であり道義的であり健全である。いま新聞が問題にしている家庭の崩壊や大企業の労働政策の関係についての亀井発言は、的を射た発言である。今日の日本の憂うべき現状は労働者を大切にしない非人間的政策の結果である。反省すべきは労働者・国民を大切にしない新自由主義を信奉し「自分さえよければ主義」の正規雇用切り捨て政策を行ってきた大企業経営者と差別拡大を推進してきた政治である。民主党の一部は、この反労働者政策に加担してきた。反省すべきである。
[以下は、10月5日に行った亀井金融担当大臣のインタビューを『日刊建設工業新聞』の記者がまとめた記事である]
《内需創出へ政府支出必要 削るだけでなく前向きな施策も
森田 日本経済は深刻な状況になりつつある。今後の経済政策をどう進めていく。
亀井 これまでの自民党政権は個人や家族よりも団体などへの政策が中心だった。補正予算の交付先も大半が団体だ。新政権はこれを改め、個人や家族の所得を上げていこうという発想だ。家計が冷え切っている中で、こうした政策は正しい。 ただ、この政策ですぐに内需が拡大するかというと、必ずしも期待できない。政府支出で直接内需を創出していかなければならない。そうしないと経済は失速する。これは金融相の守備範囲ではないかもしれないが、鳩山首相をはじめ、閣内にもこうした考えを伝え、知恵を出し合っていきたい。
森田 どういう分野に政府支出を行うべきだと考えている。
亀井 前政権の補正予算を組み替えている最中で、すぐにというわけにはいかないが、無駄と思われるものは当然排除しながら、日本の将来や国民生恬にとって大事なもの、あるいは内需拡大が期待できる分野には政府が大胆に支出する必要がある。公共事業も無駄なものは当然行わないが、国民が必要とし、雇用につながるようなものであれば実施すべきたる。
森田 これから年末に向け失業率が上昇することなども懸念されている。
亀井 地方の中小・零細企業はいま、社員の給与を半分にしてでも雇用を守ろうと懸命に努力している。経営基盤がぜい弱な中小・零細企業は景気の波を受けやすい。だから借入金の返済を一時的に猶予する制度を提案した。これは何としても実現させる。もちろん将来的には仕事がなければ、猶予する意味もなくなるので、モノが売れるよう、政府が同時に景気を刺激していく必要がある。
森田 全国の地方建設業者は大変きびしい経営状況にあり、苦労している。
亀井 日本は災害国。異常気象などもあり、各地でがけ崩れなどが発生している。これらへの予防策は必要な公共事業であり、地域建設業者の方々に実施してもらわなければならない仕事だ。ほかにも防災公園の設置や電線の地中化などさまざまな事業がある。(公共事業費を)削るだけでなく、雇用に直接結びつき、国民のためにもなる前向きな政策を実施していく必要がある。
森田 日本経済をどう立て直していけばよいと。
亀井 日本を金融国家ではなく、ものづくり国家にしなければならない。金融でいえば、借り手がいきいきと活動できるように貸し手がどう対応していくかが重要となる。仮に貸し手側の体力が弱れば、国が資本注入などを行い支援する。金融のための金融ではなく、生産活動を助け、消費者ニーズに応えるような金融にしていかなければならない。》
[以下は森田のコメント:亀井大臣の政策は期待できる。よい政策である。私は、いまの鳩山内閣の予算見直しは誤りだと思っている。鳩山内閣は前内閣時代に決まった補正予算の執行を止めて見直し作業を進めているが、これによって地方経済は悪化している。しかも鳩山内閣には不況・雇用対策がない。全国各地に「地方をつぶすつもりか」との声が広がっている。鳩山首相や民主党閣僚は、貧しい国民が急増していることがわからないのか?!と叫びたい。鳩山内閣は小泉内閣の地方・地域切り捨て政策を繰り返してはならない]
コメント
森田実氏の一部だけを見て、森田実の全てを否定する人間は愚か。4年前に小泉と戦った、今の世に欠かせない一人。批判を甘んじて受ける姿勢がなければ、カルト化したネトウヨと変わらない
電通・小泉批判をしてテレビ画面から消えた森田実。「マンセーを言わない人」を排除する大手メディアの欺瞞を暴く。07 年 10 月 25 日 全期間ランキング2位
http://www.asyura2.com/07/hihyo6/msg/592.html
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