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(回答先: アメリカが危ういことは世界の常識!? = 日本のメディアはいまだに「アメリカは盤石」という思い込みから抜け出せず 投稿者 Orion星人 日時 2009 年 10 月 05 日 11:56:32)
オリンピック、シカゴが真っ先に落選したことなどを例にとって、アメリカの勢力が落ちていると推測することは多分間違った推測です。
オバマ大統領は必ずしもアメリカの支配勢力そのものではありません。少なくとも、オバマ大統領はイラク攻撃に反対を表明していた数少ない議員の一人でした。そして、多分、アメリカの支配勢力はオバマ大統領の進める国民皆保険制度に反対のはずです。つまり、この時期に、オバマ大統領の人気を落とす動機はアメリカ支配層にあるはずなのです。
さらに、アメリカ地方銀行の倒産数は２００行どころではないはずです。しかし、それは、かえって大手の銀行への依存を高める作用をすることになり、資本の寡占化を強めるだけなのです。つまり、それだけ、アメリカの支配層の力が強くなるということです。
中国の動きは注目するべきものですね。世界中に張り巡らされている華僑のネットワークもあり、彼らの力は今後も伸びるはずです。ロシアやヨーロッパ、アフリカなどの勢力が今後中国とどう組むのか、それが見所です。
インドは、多分、独立した、つまり、全方位外交を目指すのでしょうが、多分、中国と組むしか道がないようになると思います。または、中国そのものがインド取り込みを狙って、大きく動き出す。
多分、このことが今後の世界を動かす大きな要素になると思っています。
どちらにしても、アメリカの力はまだまだ衰退していません。ただ、今のままなら衰退に向かいつつあるのは確かなことですが。
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