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2009/10/5 16:57
http://netallica.yahoo.co.jp/news/95461
東京都世田谷区の自宅寝室で死亡しているのが見つかった中川昭一元財務・金融相(56)。自民党屈指の保守派ながら、繊細な人物でもあった。再起に向け政治活動を本格化させる一方、眠れずに睡眠薬を服用し、再び酒を口にしていた。遺体からはアルコール成分も検出された。また、身内であるはずの自民党北海道連周辺に、中川氏の足を引っ張る人物がいたという。
「私は今後新たに決意を持って進んでいきます。発信していきます。『日本が危ない』から」
中川氏は、総選挙から半月たった9月14日、自身の公式HPにこう心境を記していた。地元・北海道の支持者へのお礼や保守政治再建への意欲を示していたが、それから20日後、悲報は突然訪れた。
警視庁世田谷署によると、中川氏の遺体は4日午前8時20分ごろ、起きてこないのを不審に思って寝室を訪れた妻の郁子さん(50)によって、ベッドの上で発見された。ポロシャツと短パン姿で、うつぶせの状態。ベッドの上には若干の吐しゃ物があった。自殺をうかがわせる形跡はないという。
同日午後の行政解剖では死因が特定できなかったため、今後、血液などの病理検査が行われる。結果判明は5日以降になる見通しだ。
中川氏は、農水相や経産相、自民党政務調査会長などを歴任。「保守派の旗手」「次世代のホープ」などと呼ばれ、2008年9月、麻生太郎内閣の財務・金融担当相に就任した。しかし、今年2月、ローマでのG7閉幕後の「もうろう会見」の責任を取って辞任。8月の総選挙で落選した。
失意の後、国会近くにあった個人事務所を離れた場所に移し、秘書も減らした。総選挙直後から「申し訳なかった」と地元支持者を回り、再起を目指して動き出していた。
保守派らしい堂々とした政治活動で知られたが、その半面、極めて繊細な精神の持ち主で、酒や薬に頼ることもあった。
飲酒にまつわる失敗談は週刊誌などの格好のネタだった。中川氏は「もうろう会見」の原因を「過労と風邪薬の飲み過ぎが原因」と説明したが、有権者が納得しないこともあり、総選挙中に「日本のために酒を断つ」と宣言した。
だが、落選後には心労のためか体調不良が続き、酒も復活していた。2日には地元でのパーティー出席を体調不良でキャンセルし、3日は友人と約束していたプロテニス試合観戦も断ったという。
「自民党惨敗の一因を作り、多くの同志を落選させたことに責任を感じていた。まじめな性格だけに、落ち込んで酒に手を出したのではないか。また、自民党道連周辺に、中川氏を毛嫌いする人物がいて、総選挙前から週刊誌などに誹謗中傷に近いネタを売り込んでいた。中川氏も気にしていたようだ」(道連関係者)
父の中川一郎元農相が57歳で自殺しているため、「まさか今回も…」と疑われたが、自民党関係者は「中川氏の性格を考えると、(自殺ならば)きちんと遺書を残すはず。病死か事故死だろう。それにしても、オヤジさん(=一郎氏)より1歳若くして亡くなるとは…」と語る。
専門家の中には、飲酒と睡眠薬の服用による急性心筋梗塞の可能性を指摘する向きもある。
突然の悲報に、無念の声が相次ぐ中、ある閣僚経験者はこうもらした。
「彼は将来の総理総裁候補だった。残念だ。だが、政治家は絶対に強くなければならない。国民の暮らしを守っていく以上、一度や二度、局地戦で負けても、歯を食いしばって最後に勝利を収めなければ」
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