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拉致被害者 蓮池さん 実質的な交渉求める (NHK)
http://www.asyura2.com/09/senkyo72/msg/597.html
投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 10 月 03 日 22:49:06: mY9T/8MdR98ug
 

http://www3.nhk.or.jp/news/t10015878171000.html#

北朝鮮による拉致被害者のうち5人が帰国して今月で7年がたちます。その1人、蓮池薫さんが3日、NHKのインタビューに応じ、「残された拉致被害者が帰国できるよう、政府は北朝鮮を動かすための実質的な交渉を進めてほしい」と話しました。

昭和53年、北朝鮮に拉致された蓮池薫さんは、平成14年の日朝首脳会談の翌月に帰国を果たしました。蓮池さんはことし発表した手記「半島へ、ふたたび」が「新潮ドキュメント賞」を受け、その授賞式で上京したのにあわせてNHKの単独インタビューに応じました。

この中で、こう着状態にある拉致問題について、「絶対に動くと思っている。われわれが帰国できたのは北朝鮮なりの目的があったはずで、それは経済的な見返りだったと思う。それが実現されてないまま引き下がるかというと、絶対にそんなことはない」と話しました。そのうえで、政府に対し「日本としての姿勢を見せると同時に、北朝鮮が何を望んでいて、どういう情勢なのかということをしっかり踏まえたうえで交渉をやってほしい。動かない北朝鮮をなんとか動かして、われわれの目的に沿った解決を出していく。並大抵の努力ではないと思いますが、ぜひやってほしい」と求めました。

また、拉致問題をめぐる世論について、「国民の関心が薄いと、解決に向けた落としどころが被害者家族が望んでいるところからかけ離れてしまう。国民の皆さんの声というのは、『北に対して強く当たれ』ということだけじゃなくて、『交渉やれよ』『早く進めろよ』というプレッシャーとして国に向けられるべきだと思う」と話しました。蓮池さんは今後、執筆活動を通じて拉致問題の解決を訴えるとともに、日本の人たちが朝鮮半島や東アジアの平和について考えるきっかけ作りにも取り組んでいきたいとしています。

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今日、午後7時のNHKニュースで拉致被害者の一人、蓮池薫さんへのインタビューが放送された。

植民地支配および侵略戦争を全面的肯定する元航空幕僚長・田母神俊雄氏を招いてシンポジウム開いた現在の拉致被害者家族連絡会は、北朝鮮に対する武力行使も辞さない姿勢を示している。家族会としてこのような考え方が出てきたことは、思考が内向きとなって冷静な判断ができなくなり、一挙に解決を図ろうとする短絡的な結論しか出せなくなっていることを示している。非常に危険な考え方だ。今の家族会は周りが見えなくなっている。

こうした家族会の好戦的な姿勢の中にあって、今回の蓮池薫さんの主張は相当の覚悟を持った発言だと思う。今の家族会の誤った方向性にブレーキをかけようとしたのかもしれない。そうした蓮池薫さんの主張に全面的に賛同する。

 

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