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泡瀬干潟 判決後に最終判断、前原沖縄相が意向【読売】
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091003-OYS1T00557.htm
前原沖縄相は３日、就任後初めて沖縄県入りし、県庁で仲井真弘多(ひろかず)知事と会談した。
前原沖縄相は米海兵隊普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設計画の見直し問題については「知事や地元の意向を政府に伝える橋渡し役をしたい」と述べるにとどめた。
中止の是非が焦点となっている泡瀬干潟（同県沖縄市）埋め立て事業に関しては、事業を巡る公金差し止め訴訟の控訴審判決（１５日）を受けて最終判断する意向を示した。
同飛行場の移設については、同県名護市に代替施設を造る現計画に対し、鳩山新政権は県外、国外移設を模索中。
知事は「普天間の早期返還のためには県内移設が現実的」とし、沖縄相は「早期返還の必要性は認識している。
私たちの考えと沖縄のみなさんの意見をうまく融合できるようにしていきたい」と答えた。
泡瀬干潟埋め立て事業に関して新政権は着工済みの第１区域は中断し、未着工の第２区域は中止することを検討している。
知事は「基地を抱えスペースがない地域で、必要な事業」と主張。
沖縄相は「中断は中止ではない。いったん立ち止まって控訴審判決を見ながら県、市と話し合って判断する」と答えた。
（2009年10月3日 読売新聞）
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