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米公文書「吉田茂首相の側近がCIAに情報を提供」(低気温のエクスタシー)
http://www.asyura2.com/09/senkyo72/msg/530.html
投稿者 尾張マン 日時 2009 年 10 月 03 日 12:04:56: YdVVrdzAJeHXM
 

http://alcyone.seesaa.net/article/129393019.html


吉田茂元首相のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E8%BE%BA%E8%99%8E%E5%9B%9B%E9%83%8E

が、米中央情報局(CIA)に、自衛隊や内閣調査室の創設にかかわる内部情報を提供していた。

☆吉田茂側近がCIAに情報を提供 早大教授が米公文書発見 (共同通信)

http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100301000210.html

http://www.asyura2.com/09/senkyo72/msg/524.html

「より強力な軍隊と情報機関の創設を願っていた旧軍人の辰巳氏は、外交交渉で日本に再軍備を迫っていた米国にCIAを通じて情報を流すことで、米国が吉田首相に軽武装路線からの転換を迫ることを期待していた」と指摘している。

(略)

CIAの辰巳氏に関するファイル(52〜57年)では、辰巳氏は実名のほか「首相に近い情報提供者」「首相の助言者」「POLESTAR―5」とさまざまな名称で呼ばれ、「保安隊の人選」「自衛隊」「内閣調査室」などの「情報をCIAに与えた」と記されていた。


辰巳氏は占領期、旧軍人による反共工作組織「河辺機関」の一員で、連合国軍総司令部(GHQ)の了解の下、新たな軍隊と情報機関の立案に参画していた。

《関連記事》

☆GHQ資金で反共工作〜旧日本軍幹部の「河辺機関」 (共同通信)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo26/msg/110.html
投稿者 white 日時 2006 年 8 月 29 日

終戦時に参謀本部第2部長だった有末精三元中将に関する「個人情報データ」(1959年9月15日付)によると、GHQ参謀2部(G2、情報)のトップ、ウィロビー少将は48年に日本側に情報機関の設置を求め「河辺機関」が設立された。河辺、有末両氏に加え、吉田茂首相のブレーンも務めた辰巳栄一元陸軍中将や最後の陸軍大臣、下村定元大将らが参加した。

(略)

GHQが52年に河辺機関への資金援助打ち切りを通告すると、河辺氏らは機関関係者を自衛隊の前身である保安隊や日本政府の情報関連機関に再就職させることに躍起となった。


☆「河辺機関」に関する米公文書の要旨 (共同通信)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo26/msg/112.html
投稿者 white 日時 2006 年 8 月 29 日

「河辺機関」に関する米公文書の要旨は次の通り。

▽1949年5月20日付メモ1(秘密、発信者、受信者はなお機密扱い)

一、「タケマツ」は連合国軍総司令部(GHQ)の参謀二部(G2)が進める秘密情報作戦のコード名。国内の情報活動(マツ)と国外での情報活動(タケ)からなる。

一、活動全体がG2の資金で賄われる。

一、タケマツ作戦の中心人物は河辺虎四郎、有末精三、辰巳栄一各元中将ら。米側の作戦指揮者はウィロビー少将、レイシー大佐ら。

一、48年9月25日にレイシー、河辺、辰巳らが会談。河辺は活動経費8万7000円を要求。

一、48年10月9日にレイシー、河辺らが会談。第1回の支払いとして3万7000円を河辺に支給。


▽49年5月20日付メモ2(同)

一、48年11月20日、レイシー、河辺、有末らが会談。

一、河辺がレイシーに南日本でのタケ作戦の概要を説明。

第1段階 (山口県)防府を拠点に工作員を南朝鮮(現在の韓国)へ派遣、38度線を越え、北朝鮮と満州(現在の中国東北部)の情報を伝える。防府のビジネスマンの貿易ルートを利用。


第2段階 対馬への情報拠点設置が可能。南朝鮮からの密貿易に使われており、日本人工作員の南朝鮮潜入に利用。ソ連船の情報獲得のため対馬の漁民を工作員に雇うことも可能。


第3段階 米の無線機を使用。中国、朝鮮、ロシア語の放送を傍受。

一、レイシーは必要な機材を用意すると約束。

一、河辺は南日本での半年間の経費として390万5000円を提示。

一、河辺は北日本でのタケ作戦の概要を説明。

(1)北日本での作戦は49年4月に開始。本部を北海道・美唄に、支部を札幌、函館、礼文島に。

(2)樺太(現在のサハリン)在住の信頼できる日本人に接触。(樺太や千島からの)帰還者を工作員にして送り返す。万年筆や時計の密輸ルートをソ連領内に開拓。意図的に船を難破させ船員をソ連領内に送る。周辺海域を高速艇で監視。無線傍受を実施。

一、河辺は北日本での半年間の経費として596万2000円を提示。


▽49年5月20日付メモ3(同)

一、48年12月3日にレイシーが河辺らと会談、ウィロビーが北日本の作戦に集中することを求めていると説明。ただ朝鮮への潜入も了承。


▽53年1月16日付の情報報告(秘密)

一、G2が52年12月、河辺に次年度には関連予算が計上されないと通知。河辺は突然の決定に憤慨、機関の活動を公にする意向。

一、河辺は機関解体を見越し、G2の決定前に、15人を保安隊に入隊させていた。


▽有末元中将の個人情報データ(59年9月15日付、秘密)

一、48年末ごろ、ウィロビーが河辺機関として知られることになる情報組織創設を要請。下村定、河辺らが参加。


《おまけ〜北日本での作戦本部を置いた北海道・美唄(びばい)について》

美唄は地雷除去の技術では世界屈指である会社が、こんにちなお存在することで有名である。


http://alcyone.seesaa.net/article/22963566.html#comment

当時の美唄が交通より、白鳥事件に関係するかも?と考えるのは私だけですか?

白鳥警部だか、警部補だか、一匹狼の功を独り占めするタイプの野心満々の、昔の特高みたいな人、不審死しちゃって、共産系に罪が。

詳しくは松本清張「日本の黒い霧(下巻)」で。

Posted by 田仁 at 2006年08月29日 13:56

☆ウィキペディア「白鳥事件」の項→

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%B3%A5%E4%BA%8B%E4%BB%B6

1952年1月21日午後7時30分頃、北海道札幌市南6条西16丁目の路上で、札幌市警察の白鳥一雄警部が自転車で帰宅途中、併走した自転車に乗っていた犯人に射殺された。犯人は逃走した。

白鳥警部は同警察警備課長として、当時半ば非合法活動を行っていた日本共産党対策に従事していたことから、当局は共産党関係者を中心に捜査。事実、事件発生の2日後に党北海道地方委員会が「党との関係は何とも言えない。この事件は愛国者の英雄的行為」と関与を匂わせる旨の声明を発している上に、党員が市内で「見よ、天誅遂に下る!」のビラを配っていたことから共産党関係者に疑いの目が向けられていた。ただし、事件直後には党北海道地方委員の村上由が「党と白鳥事件は無関係」と関与を否定する声明を発しているし、また某信用金庫の不正をめぐって白鳥が関与していたことから、その信用金庫の経営陣が殺し屋を差し向けたとの噂も当初からささやかれていた。

事件発生から4ヶ月後に党員の通報により、村上国治党札幌地区委員らが白鳥殺害に関与しているとの情報を得、村上らを逮捕。共犯として逮捕されたTが「1月3日〜1月4日頃に村上ら7人が集まり、白鳥警部殺害の謀議を為した」と供述した。しかし、村上らを逮捕した後も犯行に使われたピストルは発見できず、僅かに事件発生の2年前に幌見峠で射撃訓練をしたピストルの弾のみが唯一の物証として裁判に提出された。

(略)

しかし、唯一の物証であるピストルの弾は2年前に発射された銃弾としては腐食が殆ど無く、しかも白鳥警部の遺体から発見された銃弾と旋条痕が一致したという鑑定結果も、実際は米軍が行ったものであったという証言が上告棄却後に得られたことから、捏造されたものである可能性が浮上。そのため村上は1965年に再審請求を行い、最高裁判所に特別抗告まで行ったが、1975年に請求は棄却された。

(略)

村上は1994年11月3日、埼玉県大宮市内の自宅火災により71歳で死亡している。失火原因は不明。

 

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