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”副島道場”が荒れ続けている!
http://www.asyura2.com/09/senkyo72/msg/378.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 9 月 30 日 20:18:44: jdZgmZ21Prm8E
 

〔臭うぞう〜コメ〕
 下の投稿にすべて賛同するわけではない。理解不可の部分もある。特に田母神支持や日本核武装論などはまったくいただけない。
 だが、言論の自由をめぐっての副島隆彦という男の「おかしさ」は良く突いていると思う。
 そして”副島道場”がどうしようもなく荒れてきて(続けて)いるということ。
 副島道場より阿修羅の方がはるかにレベルが高いと言いたい。品性もこちらが上のところが多い。

 この男、数年前から急におかしくなったと記憶する。

[1330]言論の自由〜[1341]について 投稿者:会員番号2012投稿日:2009/09/28(Mon) 09:46:54
http://snsi-j.jp/boards/past.cgi?room=sample1&mode=find&word=1330&cond=AND&view=10

本掲示板を、常時、閲覧している訳ではないので、どういう事情なのか、よくわからないのですが・・・私が、(結構な労力をかけて(笑))書いた投稿文を含む、最近の全ての方の投稿が、削除されているのですが・・・どういった理由からでしょうか?
出来れば、管理人さんから、その理由を、掲示して頂けると、ありがたいのですが・・・。私は、当学問道場の一会員に過ぎませんので、そこら辺の、サイト運営上の意志決定に、一切関与出来ませんが・・・しかし、以下のように、感じざるを得ません。

@副島先生は、予てより、「言論の自由は無制限に保証されるべきだ」と仰っております。それは当然、先生ご自身のみならず、全国民に当てはまる自由、と解釈出来ます。

A本掲示板は、「気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板」という名前ですが、私の投稿は、少なくとも、それだけの内容であった、と思います(もっと気軽に、短文を投稿している方も、沢山、おられます)。また、「投稿規定」に反している、とも思えません。

B「何らの反論もせず、人の意見を消去する」・・・それは、このHPを運営する人が最終決定権者でしょうから、法的には何の問題も無いのでしょうが・・・道義的には、如何でしょう? 何らの「正々堂々さ」も「知的誠実さ」も、感じられません。

C“会員だから特別扱いしろ”、とは思いませんが・・・会員相手にすら、「言論の封殺」のようなことをするのであれば・・・残念ながら、今まで、先生を始め、当学問道場の高弟の方々が仰っていたことは、一部偽りであった、ということに、なってしまいます。

私は、会員失格、でしょうか(苦笑)?・・・もしそうならば、此処は「排他的なカルト教団に過ぎない」・・・ということに、なってしまいます。若しくは、出版界に関わりながら著述業をされている方々は、現実問題として、左右どちらかの勢力に義理立てしなければならず・・・故に、私が「毎日新聞を批判した」ことが、いけなかった、のでしょうか?・・・失礼ながら、貴方が産経批判をしても自由ですし、その逆も自由、でしょう。・・・「真実を暴け」と云っても、所詮は、“自分好みの解釈を、無理矢理、「これこそが真実だ!」と云い張って、押し通す”・・・と、こういうことでしょうか?・・・それが商売なら、それは学問ではない。

また、それは、皮肉にも・・・「所詮は、『左』もまた、体制側、である」ということの、証左、である。それこそが、理論的限界、であろう。

先生はよく、「私に議論を挑む者は、何人でも、かかって来い。正々堂々と受けてやる」と仰っていましたが・・・まあ、「相手が素人だから、無視するのさ」ということなのでしょうか?

素人も学者も、関係無い、と思いますが・・・。

D私が副島先生を、「先生」とお呼びするのは、阿りでも何でも無く、真に「敬意」からです。著作のみならず、講演会で、聴衆相手に演説する姿を見て・・・ああ、この人は、本当に“幕末における優秀な蘭学者”のように、日本国に真実の知識を授けてくれるのだな・・・、と、実感致しました。そして、それ以上に・・・その“ソウルフルな喋り方”から、“憂国の志士・烈士”のような印象を受け・・・また、その怒りと愛嬌が絶妙にバランスしている語り口に、心根の誠実さを、感じもした、からです。「信頼」が生まれた訳です。

つまり、私が云うまでもなく、「稀有な人材」、であり、「(知識人として)日本の財産」、だとも思います。

ただ、事此処に至って・・・私は、真実を暴きました。ですから、私は、貴方の教えを、最も忠実に守った、「弟子」、です。

先生は、中国や韓国に甘過ぎます。それが何に由来するのか、わかりませんが・・・単なる、“感情的共感”や“自国や欧米への怨嗟”、ならば・・・今後、くれぐれも、お気を付け下さい。戦前の大アジア主義者のように、彼らの懐中、その深みに嵌ると・・・貴方のみならず、遂には、国が滅びる結果と、相成ります故。

「弘法も筆の誤り」ですから・・・自論に対する、一寸の批判に、過敏にならないで頂ければ、幸いです。

以上は、公開質問状、です。また、本件の前後の事情を知らず、初めて閲覧する方もおられると思いますので、当方の投稿を、再掲致します。

〜※〜※〜※〜

民主党に政権が変わったので、丁度良い機会と思い、産経新聞を止め、毎日新聞を取ってみた。選挙期間中、産経が、あまりにも、「自民べったり・反民主キャンペーン」を、あからさまに張っているので、「いくらなんでも、“(それが単なる建前に過ぎないとはいえ)マスコミの中立性”に関して、少しも気にかけないのか・・・」と、ホトホト嫌気が差していた、ということもある。

それに、以前、副島先生が、「毎日新聞の報道は良い(主要メディアの中では、まだマシ)」というようなことを仰っていたので・・・ここは一つ、変えてみた、のである。

・・・で。政権が交代した当日には、副島読者として、めでたく、祝杯を上げた訳だが・・・9月上旬、毎日に変えて、すぐに、違和感を覚え始めた。政権が交代してすぐの夕刊一面が、「東方神起」とかいう韓国の芸能人グループの、記事、である(大々的に)。“なんじゃ、これは・・・”と思い、まあ、当然、中身を読みもしなかったが・・・その後何日か観察すると、朝刊に比べて、やけに夕刊が軽薄な内容の、新聞なのだ、と気が付いた。

まあ、産経には夕刊が無いので、単純比較は出来ないが・・・毎日に対する評価は日に日に落ちていった。感動したのは、オノ・ヨーコさんのインタビューくらいで(苦笑)・・・対する産経には、曽野綾子さんを始め、なかなかに、気骨のある、正論を掲げる言論人が、何人もいる。

※現在は、移行期間中なので、両紙を取っている状態なので、日々、比較出来る。

そんな中、ネットのニュース記事の中で(本掲示板に転載投稿した、例の)八木氏と三橋氏の対談記事を見つけ・・・これは、私が永年感じてきた、“日本の危機”そのものではないか・・・と、膝を打ち、[1310]として、自分の意見も少し加えて、転載投稿した次第。

副島先生から返答があり、“ああ、そういうものなのかな・・・”と、素直に、納得(苦笑)・・・今にして思えば、私もまた、≪「アジア人同士の連帯」や「友愛」という(実は何の内実も無い)言葉を履き違えて、民主党支持者になってしまっていた≫のだ。

しかし、毎日新聞を取ってみた価値はあった。日本を作り変えようという(大雑把には云えば「左翼勢力」・・・しかしその実態は「アジア系外国勢力」といった所であろう)側の策略が、よくわかった。その手の勢力の、旗艦、なんでしょうなぁ・・・毎日新聞というものは。

この世の中とはよく出来たもので・・・最大の失敗と思える経験にこそ、自らが新たに生まれ変わる、契機及び原動力が、秘められている。あとは、変われるか、だ。

〜※〜※〜※〜

昨日、24日の夕刊には・・・最近の本掲示板での一連をやり取りでも読んでいたかのような、一本の評論記事が載っていた。明治学院大学教授で、社会倫理学が専門の、稲葉振一郎という御仁である。「月刊ネット時評〜選挙とネット右翼〜声の大きさだけでは計れぬ影響力」という題。自分の政治的立ち位置、旗色、自己主張・・・が鮮明でない、なんだかよくわからん内容なのだが・・・兎に角、この現代っ子的な文章の云いたい事は、以下の一節に、よく表れている。『「2000年代日本におけるサイバーカスケード現象の例を挙げよ」と言われれば、かなりの人々が「ネット右翼」を挙げるだろう。たしかに、排外主義的で国家主義的な言説が、公開の場所でこれほど流通するなどということは、戦後日本では初めての現象だった』『最高裁判決を受けた国籍法改正への抗議行動など、むしろ右翼によって復活されつつある』『ネット右翼は60年代末の新左翼に似ている。では彼らもまた、実力行使に走って自滅するのか?』・・・これが最後の一文。

なんだか、議論の余地も無い、“一方的なキメツケ”の文章、である。「国籍法改正問題とか、云い出す奴は、右翼だ!」・・・と、罵っているだけ、ではないか。語ることもいかんのか。・・・こういう言説を、“レッテル貼り”、というのだろう。

問答無用、という意味では、言葉狩り、のような印象も受ける。正に「反ファシズムという名のファシズム」の時代が、到来しているのだ、と感じる。当然、先の大戦以前の近代に於いて、“(単純な云い方はしたくないのだが・・・まあ、単純に云ってしまえば)被害者的立場”であった中国人や韓国人は、こういう論法を駆使して来る。

“私は貴方を「左翼」と決め付けたりしない。そんな言葉遊びは、あまり意味が無い(悪口と同じ類)。ただ、お互いの主張、その内容に関して、(建設的に)批判し合って、本質的な議論をすべきと思うのだが・・・君には、その、誠実な言論人として本来在るべき、態度・立ち居振る舞いが、醸成されていないようなので・・・そも、そういうやり取り自体が、出来ないように、見受けられる”・・・としか、云い様が無い。

こういう妙な学者と偉大な副島先生とを比べては、甚だ失礼だろうが・・・先生が[1311]で、「バカは滅ぶのです」と結んだのに、意を強くして、それを真似たような、最後の一文、ですな。滅びません(笑)。寧ろ、民主党政権が出来たことによって、顕になった、この国の、本当のおかしさに・・・多くの人が、気付き始めています。

まず云っておきますが・・・私は「右翼・民族主義者・(どういう範囲の意味で使っているのか、よくわからないので、これも悪口に過ぎないのだと思うのが)国家主義者」ではありません。でもそういう風にレッテルを貼りたいなら、好きにしろ、としか云い様が無い。まともな副島読者なら誰しも、王権や近代国家という統治体制そのものに、疑問を持っているのは、云うまでもないことだろう・・・だから、私自身が、国家主義者などに成ろう筈が無い。私は自然主義者だ。

しかし、同時に、現代日本に、強い危機意識を持っている。その原動力は何か?、と問われたら・・・多分(横文字は嫌いだが)ナショナリストではないがパトリオットだから、だ、ということになるのかもしれない。でもそもそも、分類なんて、どうでもいい。意味、無いんじゃないか、と思う。

ただ、私は、正直に、(その感じた所を)書く。

〜※〜※〜※〜

24日の朝刊には、(まあ、書籍の広告だから、新聞記事ではないのだが)金容雲という韓国の大学教授の「日本語の正体〜倭(ヤマト)の大王は百済語で話す」という本の広告が一面に載っていた。日本人の一部には、有名な、韓国歴史学界の、古代史捏造シリーズの、最新版、なのだろう。

彼らのような、“本来、仲良くすべき隣国に、悪口や挑発ばかり云って、歴史の捏造までする輩”・・・それを、「民族主義者」、と呼ぶのです。韓国の学者や言論人は、その好例でしょう。この指摘に、誰か、論理的に反パク(何故かPCに字が無い)出来るのか?

まあ、この件に反論する人は、「日本の古代史には、朝鮮からの渡来人が大きく関与した」という話を持ち出すだろう。確かに、それはそうだ。私は、それを、あっさり認める。事実を認めない、感情的右翼、ではないから(私は)。

古代史の話を本格的にし始めると、永遠に論議が続いてしまうので、しないが・・・以下、簡単に、(私の考え、その)要点だけ。
@古代の日本列島に、百済遺民を始めとする、様々な渡来人(朝鮮人含む)が訪れたのは、紛れも無い、事実である。
A天皇の万世一系など伝説だし、天皇家自体に、渡来系の影響が、(血筋も含め)多々在ることも、認める(だから、私は、天皇主義者、ではない)。
Bしかし、勘違いしてはならないのは、現在伝わる「正史」としての古代史以外に、地方や民間には、様々な伝承がある(所謂「古史古伝」と呼ばれる系統の話ではない・・・あれにも何らかの史実の一端(表では語り継げなかった、敗者の歴史)が、含まれてはいようが)。簡単に云ってしまえば、日本には、様々な出自の渡来人が来ており、各勢力が、時に抗争、時に融和しつつ、古代史を紡いで来た。「倭国大乱」のように、ある種の戦国期も、在った。そういう過程を経ているので、日本は単一民族ではなく、混血民族であり、長期的に見た場合、純粋な血筋の王権など、無い(それは他国も同じことだが)。

※ちなみに、この仮説には、科学的な証拠が在る。(中韓が好きな人たちは認めたくないだろうが)それは、「日本人の遺伝的多様性」である。日本人と現在呼ばれている人たちは、実は様々な遺伝的形質の集合であり、多種多様な系統の人々がやって来て、この列島に住み着いていったことが、わかる。その「日本人」と、中国人の人口の大部分である「漢民族」及び「朝鮮民族」とを比較すると、その差は歴然、である。彼らは、非常に少ない(確か二種くらいの)遺伝系統しかなく・・・つまり、“(人口は多いのだが)血統的に見て、極めて均質な集団”、である。きっと、だから、まとまりが良過ぎて、言論の自由や多様性が、あまり無い社会なのだろう(彼らの社会は)。

以上は、科学的な事実、である。反対するのは、自由だが・・・科学的な事実を、ただ単に感情的な理由で否定するのは、科学的態度とは云えない。

ちなみに、すごく、感覚的な視点からしても、そう考えるのが、自然な気がする。日本人の顔、というのは、本当に、多様だ。副島先生は以前「日本人は東アジア人の一種(亜種)に過ぎない」「日本語は中国語の変化したもの」と仰っていたが・・・まあ、前から云おう云おうと思ってて、今日まで先延ばしにしていたのだが・・・私は、そうは思わない。中国系・朝鮮系の遺伝集団というのは(母国でもそうであるように、繁殖力が旺盛なのか、数が多くなる傾向が在るのだが・・・にしても)それぞれ、日本人の四分の一、双方合わせて二分の一、程度、である(まあ、約半数だから、大きな集団ではあるが)。

それ以外の集団は、大雑把に分けると、日本固有種、琉球系、アイヌ系が、それぞれ10%前後・・・残りの20%が「その他(!)」である。「その他ってなんだ?」と思われるかもしれないが・・・まあ、こう表現するのが、既製メディアの限界、でもあろう(苦笑)。これは、本当に、多種多様な集団、である。古代ユダヤやトルコ系(私の予測では、これが出雲系)、秋田辺りに多い白人系(十三湊が、中世の大地震によって壊滅する以前まで、少数ながら、流入して来たようだ)、北陸に住み着いたツングース系(刀伊?)、海流に乗ってやって来た東南アジア系(これ自体が多種多様・・・彫りの深いビルマ人のような顔から、皆が想起するであろう丸顔まで)、数は少ないかもしれないが、インド・ペルシア系もいる。彼らは何故か京都近辺の近畿地方に住んだ。その他、諸々。

顔を見ると大体、わかりますね。そういう傾向は。

ちなみに、先述のパーセンテージは、あの、親韓メディアである(苦笑)NHKで、堂々と放送されていた(「その他」については、当然触れていないが)。しかし、最近では、この発見を広めると、まずい、と思う勢力がいるのか・・・シベリア辺りのツングース系集団(マンモスハンター)が一番、多い、という話に、すり替わっている。いや、確かに、氷河期以前は、そういう傾向であったのかもしれないが・・・。

また、一口に、「中国系」と云っても、それは漢民族(新モンゴロイド)に限った話で・・・実際の中国大陸にも、少数民族、という形で、似たような少数集団が、分布している。大雑把に云えば、北支にはトルコ系、南支には東南アジア系(古モンゴロイド)、及び、少数のユダヤ系。

C所謂、従来説かれて来た「縄文人(先住民)」→「弥生人(渡来人の流入)」という、古代史の単純な図式は、誤り。これこそ、真実を見誤る。・・・事実はもっと複雑。縄文文化が、高度な土器文化として、遠い世界まで影響を与えつつ、長い間、安定した状態であったのは、事実だが・・・その後、渡来人は≪「色々な種類の人たちが」「色々な時期に分かれて」この日本列島に到達した≫というのが、一番、正しい考えだろう、と思う。

所謂、弥生文化とされているものの中にも、多様性が在る。漁撈・納豆・味噌等の食文化、刺青等の習俗、高床式の住居(これらは全て南方系である)などから考えれば、ヤマタイ国は、南方系、である。しかし、古代王国の興亡が最も盛んだった、山陰山陽及び四国地方に残る、遺物及び伝承などから考えれば・・・単一の系統とは考えにくい。此処ら辺の謎解きは、失敗するリスクも在るが、面白い分野だと思うので、在野の研究家諸氏の更なる活躍に、期待している。

兎に角、どうやら、卑弥呼の王国は一旦滅ぼされ、ヤマト王権が完成する。多分、その過程で組織化された戦闘能力を持つ騎馬民族が流入したので、ヤマト王権は朝鮮系の影響が強い(但し、百済滅亡はその後の話)。但し、これは「第何次ヤマト王権」とか、そう呼ぶべきもので・・・それ以前の王朝が在ったからこそ、日本神話にそのように(王朝の連続性・正統性に関する話が)書かれているし、また、当の朝鮮人勢力は、そことの折り合いを付けざるを得なかった。しかし、そういう状況でも、当然、当時の日本には、依然として、様々な在地勢力が存在しており・・・それらが、時に懐柔されたり、時に(征伐と云う名の下に)滅ぼされたりしながら・・・東北エミシ勢力圏以南は、ほぼ、統治機構の統一的完成を見る。それが、日本の古代史(前半)の、大まかな流れ、である。

私は「弥生時代こそ、謎だが・・・その謎をこそ、解くべきだ」と考えている。

D日本語とは、本当は、環太平洋語、なのです(「環太平洋語族」という分類を、設定しても良いかもしれない)。原始的且つ基幹的な部分は、ハワイなどのポリネシア語が、最も近い。ただ、当然、それ以降、様々な渡来人が流入したので、各地に様々な方言があるし、外国語由来の言葉も沢山在ります。これで説明は充分です。日本人のメンタリティが、どこの民族とも似ていない、孤立した、独特なものであることも、これで説明が付きます。言葉とは、頭脳ですから・・・脳の使い方が違うのです(これは東アジアを分断するための謀略言論では、断じて、ない。私は、世界各地を旅して、はっきりと、実感的に、わかっている。日本人は特殊だ)。

〜※〜※〜※〜

民主党政権は、「高速道路無料化」を公約としている。これが天下の愚策であることは、小学生でも理解可能だと思うが・・・それよりも何よりも、この一事に、現代社会の考え方とその在り様・・・その浅さ・限界が、はっきりと見てとれる。だから、書く。

さすがに民主党支持者たちの間でも賛否が分かれている、この「高速道路料化」。私は、“いい子ちゃんぶったり”しないし・・・素直に感じたままを書くので・・・逆に本質に接近しやすい。

高速道路を含めた、日本の交通事情・・・特にそのマナーの悪化が目に付くようになったのは、ここ10年くらいである(・・・あ、いや、勿論、諸外国を旅した人なら誰でもわかっていることと思うが・・・他国と比べた場合、日本の交通マナーは、断然良い、のですよ。日本人は民度が高く、他者への思いやりが在るからね)。都市部に於いては、自転車の身勝手な走行・・・地方に於いては、自動車の速度と車間距離の問題。

高速道路に限って見ても、本当に無茶苦茶な運転をする者が増えた。適切な車間距離(及び速度)とは、「急制動しても、安全に(前の車にぶつからないで)停止できる距離(及び速度)」である。そんなの、運転免許取った人なら、当たり前に知っていることだ。だから、本掲示板にわざわざ書くことか?、と云われるかもしれない。しかし、その“当たり前のこと”が出来ていない奴が、あまりに多い。厚顔無恥な利己的人間が増えたせいでしょう・・・それは教育のせいでもあるが、(品性などの)文化の劣化、でもある。

それでも、高速道路が「一定の料金を払って利用できる道路」である以上、ある程度の制限が働いていた。何も「金を出せる者はマナーが良くて、出せない者はその逆だ」などと云いたいのではない。そんなことはないだろう。ただ、それでも、普段、高速道路を使わなかった者たちが、挙って押し寄せると・・・一体、何が起こるのだろう。

まず、「渋滞」。で、「物資を輸送しているトラックや高速バスなどの交通機関が麻痺」する。はっきりとはわからないが、「普段高速に乗らない人」や「休日にだけ乗る人(サンデードライバーが下手くそで周りに迷惑なのは・・・これは誰でも知っている話)」が増えると、交通事故発生のリスクも高まる、のではなかろうか。

こういうのを、悪平等主義、と云う。「そのサービス、みんなに享受させろ!(それが平等だろう!)」(・・・と思った人は・・・まあ、実は、今回、民主党に投票した人の中でも、極少数だった、と思うが・・・)。

いくつもの勘違いの産物だ・・・「高速道路無料化」というのは。まず、こんな訳のわからないことをやるからには、それなりのメリットが無ければならない、訳だが・・・そのメリットとは何だろう?

「人々の移動が活発化することによる、経済効果」?・・・失礼を承知で書けば、「高速道路が1000円だ」とか「無料だ」というインセンティブで、わざわざ、超混んでいる、高速を利用しよう、と考えるような人たちは、そんなに大金を、地域に落とすとは、思えん。人が多ければ、その数で儲かる、という意見もあるかもれないが・・・実際は、儲かるのは、サービスエリアと出入り口であるインター付近(と有名観光地付近)のお店だけであって・・・本当に困っている、地方の商店街みたいな所への効果は、期待出来ない。

それに実は、高速道路に人が向かうと、逆にスルーされて、売上が落ちてしまう地域が在る、ということを、すっかり忘れている。実際、私は、東北のとある県で、国道沿いに店を構えるレストランの店主から聞いたのだが・・・「高速道路1000円」が実施されて以降、土日の売上がガタ落ち、ということである。

そういうことを云うと、「どんなことにも、シワ寄せは来るのであって、一部の人は、我慢するしかない」という意見を云う者もいるかもしれない。しかし、それは、その施策によって「より良い世界になる」場合になら、賛同出来るが・・・今回は寧ろ、「良いバランスを保って来たものを、敢えて、一つの原理主義を貫くことで、破壊している」ようにしか見えない。

それが、巷間云われている、「その他の交通機関への悪影響」である。フェリー会社は、ただでさえ、経営が大変なのだが・・・離島などを結ぶ路線も運営しており、「その地域の生活者にとっては欠かせない交通機関である」という側面も在る。高速バスも重要な交通手段だ。車や運転免許を持っていない人、持っていても面倒だったり、または高齢者で、“もうこの年齢になって、忙しなくて疲れる運転旅行は敬遠したい”、という風流な向きなどに、非常に需要が在ろう。新幹線は高い、という若者なども、利用している。この人たちにも多大な迷惑が被る。

しかしそれでもなお、こう云うかもしれない。「兎に角、今まで、金を払える階層だけが、享受して来たサービスなんだから・・・俺たちにも、その旨味を配分しろ!」と。・・・でもねえ・・・今日び、高速道路に乗ることに憧れている人なんて、いるだろうか・・・それに、「車を使った移動手段」というもの自体、人間の幸福とは、かけ離れている、と私は思う。実は、本当に楽しいのは、江戸時代の人みたいに、歩いて東海道を行く・・・みたいな旅行、だ(まあ、時間がなきゃ出来ないだろうけど)。色んな旅をした人は、みんな、最後は、その境地に行き着くのだ。鉄道も、風情が在って、良いね。

車という爆発的な内燃機関をみんなで用いて、一体、何を急いでいるのだ?・・・(CO2悪玉説には、私も与しないが)エネルギーの大量消費型文明というのは、色んな方面で、もう限界に来ている、というのに。

水木しげるの短編で、東京に、常軌を逸する巨大植物が繁茂したおかげで、大森林となってしまう話が在る。そこで、人々は、森の中に、茶店を開いて、のんびり歩きながら、暮し始める。こういうのが、理想郷、ではなかろうか。

閑話休題。まあ、ここまで根本的な話を持ち出さなくとも、「高速道路無料化」に無理が在り過ぎ、なのは、誰でもわかることだろう。この話題の最後に・・・民主党の政治家は妙にヨーロッパを比較対象に出すことが多い。推進派の方々は、よく「ヨーロッパは、とうの昔に、無料なんです」「先進国の中で、日本だけが・・・云々」と、のたまう(特に一時期、盛んに云っていたが、最近は聞かなくなった、な・・・)。実はこれも、間違っている。

エコロジーのウソを暴いて、この掲示板では有名な、武田邦彦先生。氏がかつて、SAPIO誌上で「人工鉱山を作るべき」論を展開した際、「ヨーロッパの一国と日本では産業規模が違い過ぎる」という話をしていたが・・・不肖私めも、このことが、実感として、よくわかる。

まず、日本と欧州諸国とでは、人口の規模とその密度が違い過ぎる。地図を雑に見て、単純に面積だけを比較しても分からないことだが・・・ヨーロッパは、基本、平野ばかりだ。山間地であっても、所謂、日本のような急峻な山は殆ど無く、「丘」みたいなものである(アルプスは大山脈であり、その近辺は、除く)。そして、人口は、日本よりも少ない、のである。当然、面積や道路の広さに比べて、車の台数は少なく・・・無料でも、問題は無い(しかし、私の受ける印象では、全く問題が無い、訳ではない。彼らはそもそも運転が乱暴で、速度超過気味なので・・・日本人の目からすると、高速の危なっかしさは、なかなかなものだ)。

他方、日本列島は、殆ど山ばかり、である。なのに、総人口は、一国で億を超えている。だから、少ない平野部にひしめき合って暮しているし、車も多く、道路は混雑する。そんな、各国それぞれ異なる国情を、全く勘案しないで、「ヨーロッパがそうなのだから、日本もそうすべし」というのは・・・“鹿鳴館で、当時の短躯の日本人たちが、似合わない洋装を、無理矢理、背伸びして、する”ような珍事と・・・有り様としては、全く同じであろう。

最後に・・・「じゃあ、なんでこんなこと、するんだ(しようと思ったんだ)」という疑念が、誰しも湧いて来よう。正直私も「知らん」のだが・・・以下、推測。@ただ単に、選挙民に対する、阿り。A民主党の政治家の一部は、トヨタと関係が深いらしい。日本の全産業界は、今、日本の少子化(人口減少)に、危機感を抱いている。これは何も愛国的な理由じゃなくて、「消費者」自体の規模が縮小することで、現行の経済も縮小してしまうから(単純な話)。「自動車文明がまだまだ続いてほしい」という、切実な、しかしながら、現実逃避的な、最後の足掻き、なんでしょうか・・・? 余談だが、自給自足の江戸時代に戻るなら、三千万くらいで丁度良いのだが。

付け加えると、藤井財務相は、ガソリンの暫定税率について、卓見を述べておられた。かつて、これ(要はガソリンの値段)を上げ下げして、わかったことがある、という。「人間は、絶対に必要なものは高くても買う」ということだ。だから、こういう物品を、「価格弾力性が無い」と、表現する(らしい)。ちょっとこれに似た話として・・・私は「人間は、実は、そんなに自分のライフスタイルを、簡単には変えない」と思う。だから、高速が無料化して喜ぶのは、あくまでも、以前から、“高速を利用して旅行をしよう”という意志が在った人たち、だけで・・・それ以外の人は、たとえ無料でも、わざわざライフスタイルを変えてまで、利用しない、のではないか・・・ということだ。そしたら、そんなような意識調査結果が、今日の新聞に出ていた(苦笑)。

・・・以上、民主党政権が出来る前に、タクシーの運ちゃんと、雑談して、大いに意気投合したのが、上記のような話(ちなみに、彼らも、皆、反対、だった)。

〜※〜※〜※〜

三橋貴明さんが「マスゴミ崩壊〜さらばレガシーメディア〜」という新刊を出した。どうも、私は、この人に賛同出来そうなので、読んでみよう、と思う。兎に角、読まずして(その人の主張を聴かずして)、ただ単に「レッテル貼り」することだけは、避けたい。そして、今では、毎日新聞に変えて、甚だ失敗だった、と感じている。

人には、それぞれ、“落ち着くべき住処”が、在るのだろう。

私は、韓国や中国が自国民にどんな歴史歪曲教育を施そうとも、それは他国の勝手、と看過して来た(本当は、そのことによって、我が国に、迷惑をかけられている訳だが)。最近では、中国の若手の映画監督が、スペインの映画祭で、「南京モノ」を造って、上映したそうだ(この作品は、最後、「日本兵の一人が自責の念に駆られて、自害する」という内容なので、中国国内で、親日的、と非難されているそうだ・・・(苦笑)なんだ、そりゃ。そもそもが、国際的反日プロパガンダのくせに・・・何を抜かしておるのか)。しかし、ここまで、日本の教育をズタボロにされては、怒らない方が無理だろう。(ここの掲示板を読むような人たちは違うだろうが・・・)日本の若者と会話をすると、決まって「日本人であることに誇りや自信が持てない」とか「日本は戦時中悪いことを中国人や朝鮮人にしたらしい(と、中央線沿線辺りの、怪しい歴史ドキュメンタリー上映会で観た)」とか云われる。彼らが可哀想でしょうがない。

田母神俊雄氏が云っていることは、正論である。日本はここ30年で、徐々に教育及び精神文化を換骨堕胎され、中韓になめられて、どうしようもない謝罪国家に成り下がってしまったのだ。StyleーFMというインターネットTVに出演されていたが・・・武人らしく、立派な人格者のように、お見受けした。当学問道場では、氏は「ネオコン」と断ぜられていたが・・・果たしてそうだろうか? 現代の戦術・戦略的な状況から考えると、「日本が核武装する」ということは、「日本が自立する」「中韓を始めとする諸外国に対する抑止力を持つ」ということであり・・・別に、それが戦争につながる、という性質の問題でもない。ただ防御的には、日本は弱い。何故なら、狭い国土に、原発が沢山在るから。此処に通常のミサイルでも打ち込まれれば、高い確率で、大惨事、である。だから、私は、反原発、なのだ。核兵器とは、印籠みたいなもので・・・まあ、持ってても、損は無い、という程度のもの、だろう(しかし、勿論、中韓は、必死に反対するだろう)。しかし、向こうも使えなくなるから、やっぱり、抑止力となり・・・皮肉なことだが、結果的に、平和につながる。

本当は凄い可能性を秘めた国、日本。それを諸外国が寄ってたかって、「封印」、して来た。そして、今、民主党政権が出来て、この戦いが、最終局面を迎えようとしている。戦後日本には、右にも左にも、純粋なものは、何も無かった、のだろう。しかし、今、やっと、そういうレッテル貼りではなく、“「世界を高度に運営管理し、支配している、階層(まあ、「貨幣を管理する者」とか「(本物の)金融貴族」とか、呼ぶべきか)」が悪いのだ”と、気付いた人が増え始めている。これが光明だろう。

どうか、本当の、清廉な精神文化に、回帰して欲しい。それが、日本人の、本来の、役目、だ。

〜※〜※〜※〜

中国が大国になるかどうか、も・・・まあ、重要なことだろうが・・・「シドニーの赤い砂嵐」を見よ。都市が火星のようになってしまう・・・あれが「(可能性としての)世界の終わり、の姿」だろう。「中継された際の、北京の、あの、黄砂のスモッグで曇った大気」を見よ。中国人にとっても、こんな状態は、本望では無い、だろうに(実は、日本の空の透明度も、ここ10年くらいで急激に悪化している。皆さん、気付きません?)。砂漠化の進行を止めようとする活動・・・それ以外に、今の人間に、偉そうにしていいことなんて、何も無いだろう。日本人の植林ボランティアの存在は、云うまでも無く、立派で、意義深いことなのだが・・・もう国家規模で対処しないと、どうしようもないレベルにまで、成って来ているのではないか? 海にゴミが溶けて、太平洋がプラスチックのスープになりつつある時に・・・それでもなお、従来型の自然破壊文明として、石油化学製品を作り続けて、経済成長を目指す、というのか? 

・・・何か根本的に変わらなければならない。人々も、その心に染み付いてしまった「競争原理」から、解放されなければならない。

このような問題に比べれば・・・日本のような餓死も無い、豊かな国に於ける、貧富の差の問題なんて、どうということでもない。もう、福祉だなんだ、という、“再配分(その実、役人が肥え太る)的な考え方”は止めよう。全階層に対して、徹底的な大減税、を行なうべきだ(税の項目自体を減らす)。そうすれば、みんな、愉快に暮せる。

・・・なのに、民主党政権は(以前から決まっていたことだろうが)「環境税」という名目で、更に、“税の項目を増やして”、増税しようとしている。これ自体、承服しかねることだが、この一事を取って、民主党政権の全てが悪い、とまでは云わない。とりあえずは、政権交代したんだから・・・色々、大変なしがらみ・裏事情も抱えているのだろうが、頑張れ、としか云い様が無い。しかし、国民は、彼らの動向を、きちんと観察しておこう。本当に「外国人への地方参政権の付与」を狙っているのかもしれない、のだから。

あと、親中・親韓的メディア及び文化は、長期的に考えて、危険だ。これにも注意が必要だろう。


 

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