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(回答先: 【動画】神保・宮台対談:五輪招致キャンペーンの86%を受注していて、放映権の利権もある殿痛 投稿者 ヤマボウシ 日時 2009 年 9 月 30 日 08:45:58)
電通とオリンピックの関係を分かりやすく(すでにご存知の方も多いと思いますが)話されています。
僭越ながら、両氏とも「認識が甘いなあ」と思ってしまう部分(ちゃんと情報開示されているかはずという前提や、招致に対して幻想を持っていることなど)もあるのですが、ともあれ、内容の簡単なメモをこちらにアップします。
〜〜〜
神保
招致キャンペーンの86%を受注していて、放映権の利権もある電通が、オリンピックの経済効果なるものを2〜3兆円だと試算している。共産党都議団からの資料。
たとえば二子玉川の開発をすると近隣にこれだけでの経済効果がある、というのを当のそのゼネコンがするのか。そういう話。
今回、情報統制もひどい。
外国のメディアにも一部発注はしているが、招致委員や評価委員会の映像は独自に撮影させないで、委託したカメラを配信しているだけ。見せるものがひどく統制されている。
そういう、独自取材でない映像は中立的でないので「招致委員会提供」というテロップを出すべき、ちょっと調べただけでもそういうことばかり。
なのに電通さんだからだろうけれど、メディアはそのことを何も言っていない。
宮台
メディアにお笑い的なずさんさがある。
評価項目のうちただ1点を除いては日本がダントツに一番。
その1点というのは世論の支持、これを何とかしないといけないということは東京都と周辺の共通の了解で、なんとしてでも情報をコントロールしなくてはならないという意気込みがある。
神保
通常そんな統制をすると通常はマイナスの効果になるけれど、電通だとメディアも言わないから情報統制をしたことが功を奏するかもしれない。
宮台
個人としては、オリンピック招致には賛成で、それは後藤新平的な帝都再生、という観点ならだけど、でもこれではねえ。
神保
いいように転べば・・・ということを考えると絶対反対する必要はないが、特定の受益者者だけになるとまずい。
先日登場いただいた広瀬隆さんがオリンピック批判の訳本を書いているが、オリンピックのうさんささがある。
電通が絡むと誰も一言も言わない。我田引水、最大の受益者による試算を出している。
経済効果の試算について、カウンタープロポーザルを出している事例を探したら、見つからなかった。
「おかしいんじゃないか」という先生もいたが、これが正しい数字だというものがない。
シンクタンクも反対しても儲からない。
宮台
合い見積もりは出ない・・・
神保
出ないのかなと。
マスメディアを主要情報源としている方は、今見ているのは箱庭だと気づかなくては。
今回、でも、ちょっとひどすぎる。
世論をいかにして「親オリンピック」に持っていくかということだと思う。
電通が誠実に資料情報を公開したとして、メディアやシンクタンクの研究員がそれをチェックするということをやればいいだけで、電通が悪いというと、ちゃんとした材料を提供しているのに、それをチェックしないというのは問題。
試算に根拠があるのでそれをチェックするべき。
ただ、お金のあるメディアは電通を敵に回さない。
一方、電通を批判する意思のあるメディアにはお金がないから・・・。
〜〜〜
日本におけるオリンピックという「聖域」の報道にある深刻な闇を思います。
この聖域化に足を突っ込んだのがイシハラ都政であり、イシハラだけでない大きな利権パワーだと考えます。
以下はさる識者の見解です。「住民運動として政府を支援をする」、とは、つまり現状が独立運動であることを意味していますね。「青い目の関東軍」とは、最近のお気に入りの在日米軍の別名です(田中龍作さんもなどはそれを聞いて、そう書いていたかもしれませんが)。
〜〜〜〜〜〜ここから〜〜〜〜〜〜
Videonews.com見ました。
これ見ると、今回のオリンピック招致は電通を司令塔に旧来の利権業者が結集して
政治家(とりわけイシハラ)とメディアを操っている構図が浮き上がります。
とりわけ招致委員会絡みの報道が完全な統制下に置かれているというくだりは、
メディアの死&民主主義の機能不全を象徴するポイントと考えます。
行政が世論を操作する明確な意図をもって独占企業である巨大広告代理店と組む。
それに総てのマスメディアが盲従し批判はおろか実態すら明らかにしない。
招致委員会特約の1社から配信される情報をあたかも独自取材であるかのごとくに
”報道”する時点でこの国のマスメディアはもはや民主主義の敵と呼んで良いでしょう。
政権は交代したけれど...青い目の関東軍と旧関東軍の亡霊は未だ健在なのか...
オリンピック招致問題を見る限り、敵は未だ強大だと思い知らされます。
「住民運動」として政府を支援する声を上げていく日が来ようとは...
〜〜〜〜〜〜ここまで〜〜〜〜〜〜
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