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少し下の「阿修羅の南青山へ、軟派男が飲み屋のネーチャンに贈り物を口約束したのと違い、公党の党首が会見で明言した事は公約である(笑) - SOBA 2009/9/27 20:00:49 (3)」に対してのワヤクチャさんの書き込みへの返事(http://www.asyura2.com/09/senkyo72/msg/205.html)中に追記として書いたのですが、記者クラブ解放問題に関心のある方々にも読んでいただきたいと思い、重複になりますが、記事を紹介させていただきます。
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週刊朝日ダメだめ編集長の山口が「THE JOURNAL」の27日の記事で、「官邸の記者会見がオープンにならなかった内幕については先週発売の「週刊文春」(10月1日号)の上杉さんのリポートに詳しい」とあったので、さっそく文春を手に入れて読んでみた(以下は読了直後の感想)。
上杉の記事はいろいろ憶測を並べてこれまでと同様の論旨を展開していたが、最後に来て驚きの1行があった。
「官邸での騒動後、鳩山首相は筆者にこう語った。『約束は必ず果たします。もう少しだけ我慢してください』」
おいおい、鳩山はいずれやると言ってるじゃないか。しかも上杉に直々に(小生の記憶では、一昨日の朝生で、上杉はこの鳩山発言の話は出さなかった)。
これまでの「事実上の公約破り」を前提にした鳩山政権批判はいったい何だったんだ。
実は公約破りでも何でもない、政権交代直後の官邸記者会見で、会見自体の開放なんてものの優先順位は下の方だったのであり(常識的に見てそうだろう)、大変だ公約破りだと騒いでいるのはマッチポンプジャーナリストの上杉や神保だけだったと言うことだ。
朝生でもそうだったが、上杉の取材力には大いに疑問があり、文春の記事中にある平野と官邸官僚の謀略話も、こうなると非常に疑わしくなってくる(真相はたんに優先順位が低かっただけではないのか)。
記事でも最後に小さくしか取り上げられていないが、岡田外相は会見開放をすでに開始している。
野党時代の会見開放の実績とこの岡田の動き、鳩山の言明から、ごく普通に考えれば、文春の記事は次のようなものになるだろう。
「会見の開放化は混乱の中でもあり一部しか果たされなかったが、外相の会見はすでに開放され、鳩山首相も直々に必ず約束は果たすと言ってくれた。われわれはもう少し事態の推移を期待を込めて見守るべきだろう」
しかし、それでは「文春」側が納得しなかったのだろう(というのは小生の推測だが)。
「書かれざる『民主スキャンダル』」特集の巻頭にもってくるからには、やはり「事実上の公約破り」「官邸官僚の『謀略』」路線で行ってくれ、ということになったのではないか(上杉の方で売り込んだ可能性もある)。
この一連の動きを見ていると、小生は、上杉というジャーナリストは記事を売り込むためにはマッチポンプも辞さないイエロージャーナリストと判断せざるを得ない。
もちろん、彼らにとってはこうしたことが飯の種であり、仕方ない面もあるのだろうが、残念なことに変わりはない(このようなジャーナリストに過度の期待は禁物であるのは明らかだが)。
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