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(回答先: 赤松農水相が築地市場視察 「納得せねばサインしない」（朝日新聞） 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 9 月 24 日 15:39:40)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009092402000224.html
築地市場視察『公平に話聞く』 移転に慎重姿勢 赤松農相が強調
2009年9月24日 夕刊
冷凍マグロが並ぶ築地市場を視察する赤松広隆農相（手前左から３人目）＝２４日午前５時４４分、東京都中央区で（嶋邦夫撮影）
築地市場（東京都中央区）の移転問題で、赤松広隆農相は二十四日早朝、築地市場と移転先予定地の江東区豊洲地区を視察した。農相は「（移転先の土壌の）安全性が確認でき、私自身が納得しなければ、絶対に（移転を認める）サインはしない」と述べ、あらためて移転に慎重な姿勢を強調した。
都によると、卸売市場法で、市場の位置の変更などには農相の認可が必要となる。農相はマグロの卸売場などを歩いて見回った後、市場を運営する都の担当者らから、経過や現状について説明を受けた。
農相は視察後、「今日は白紙の状態で見たかった。関係者の意見も聞かずに決められない。広く公平に話を聞きたい」と述べ、幅広く関係者から意見を聞く考えを示した。
築地市場は一九三五年の開設。老朽化が著しいなどの理由で、都は一時、現在地での再整備工事に着手し四百億円を投じた。工期の長期化や市場業者の営業への支障が大きく、計画は頓挫した。
その後、豊洲地区のガス製造工場跡地への移転が浮上。都の調査で、土壌や地下水の一部から環境基準の最大四万三千倍のベンゼンなどが検出された。
都は五百八十六億円をかけて土壌の入れ替えや汚染の浄化処理を実施した上で、二〇一四年末に新市場を開場する方針を示している。
これに対して、「食の安全」への懸念や、築地ブランドを守る立場から、移転反対論は根強い。民主党は七月の都議選で、「強引な移転に反対」として、築地での再整備を再検討する意向を掲げ、都議会第一党に躍進した。
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