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わたし(さとう)は民主党員ですが、日本共産党員の友人も少なくありません。食事に一緒に良く行く女性の友人もそうです。
さて、その女性共産党員からこんな信じられないことを聞きました。家ぐるみで生活相談を受け付ける市民運動(もちろん、共産党系として有名です。)をしている彼女の家を、近所の年配男性が訪ねてきました。その男性は、なんと、大物自民党国会議員の後援会幹部だというのです。もちろん、バリバリの自民党員です。
プライバシーの問題がありますから、詳しいことは申し上げられません。しかし、今の経済不況の中で、商売が苦しくなり、生活が困窮したという、まあ、良くありがちなパターンです。特に、小泉構造改革による緊縮財政で、地方経済は直撃を受けています。
そういう中で、ついに、自民党の幹部党員までが困窮し、共産党に駆け込む、という事態になりました。
■共産党に駆け込んだのは賢い選択
広島でもわたしも参加して反貧困ネットワークが立ち上がっています。また、わたしも呼びかけて独立系のメーデーを開催しています。しかし、残念ながら、広島市と福山市以外では知名度はまだまだ低いのです。
わたしが所属する民主党は、「サポーター」は多いのですが、党員(年間6000円)の数は共産党の足元にも及びません。組織的に一般市民相談を受け付けたりする体制はまだまだです。連合にしても、電話相談などの受付はしていますが、やはり、草の根への浸透度は低いのが現状です。
困ったときは共産か公明。これが実情です。ですから、共産党に相談されたのは賢いと思います。自民党支持者というのはとくに年配の方は、公明や共産に対するアレルギーが激しい場合が多い。従ってよくぞ勇気を出して相談に行かれたと思います。
もちろん、民主党を中心とする政権の下で、中小企業経営者も含めて、そういう困窮する人が出ないような仕組みをつくっていかないといけません。しかし、どうしても、行政にすぐ相談しづらい雰囲気が残念ながらある。とくに、自民党政権の末期はひどかったと思います。生活保護費の国庫負担削減や地方交付税カットの中で、いわゆる生活保護の水際作戦も激化していました。
■これでも自民支持続けるなら「自殺行為」
さて、今回困窮された方は、無事問題は解決したそうです。しかし、「やはり、自民党は辞められない」という言葉を残して帰られたそうです。
でも、その方には冷静に考えていただきたい。あなたが、支持してきた議員が幹部を務めてきた自民党こそが、中小企業を切り捨てる政治を行い、あなたは生活に困ってしまったのではないでしょうか?
たしかに、今までは、地縁・血縁や、仕事をしていく上で、自民党を応援しないと「むごい目に遭わされる」という風土が広島県内でも強く残っていたのは事実です。
■野党転落で存在価値失う自民党
しかし、もう自民党は野党です。いくらしがらみに囚われて、野党を一生懸命応援しても仕事はもらえませんよ。
というより、民主党政治では、そういうことで仕事を渡したりはしません。そうではなく、みんなで話し合って決めたルールに基づいて、仕事や暮らしを全ての「個人」に保障するように変えていくのです。
わたしは、あなたが所属している自民党に心から怒りを覚えています。もう、利権はないから再分配は出来ない。さりとて、一生懸命、議員が体を張ってあなたのように困窮した方を助けようとしているわけでもない。(もし、そうなら、共産党に相談に行きませんよね。)。野党として軸をはっきりさせ、民主党を国民の目線から批判しようというわけでもない。伝え聞くところでは、まだ総選挙敗北の原因をマスコミのせいにしている議員が多いようです。
こんな自民党なんている価値があるのでしょうか?あなたが支持してきた先代(義父)からのご恩を忘れないために応援されているのかもしれません。が、あなたの生存のために、真剣に考え直していただきたい。
■共産、公明のほうが「人助け」する分まだまし
あなたに、民主党に入って頂いたら、わたしとしてはうれしいです。ですが、共産党でも公明党でも、「人助け」をする、という意味では、自民党よりはマシではないかと心の底から思います。彼らに党利党略の意図があろうがなかろううが、人助けはいいことじゃないですか。人助けさえしないし、身内の相談にさえ乗らない自民党よりはましでしょう。まあ、公明党は与党に入って自民党を助け、結局回りまわって、庶民を苦しめた「前科」がありますから、褒められませんし、わたしも好きになれませんが・・。
■小泉側近のセンセイなんて見捨てちゃえ
庶民は切り捨てる一方、自分の息子はちゃっかり、地盤も政治資金も継がせてしまったのも、小泉純一郎元総理。まさに、自分に優しく、他人に厳しい改革を進めてきたのが小泉さんです。 小泉純一郎さん登場以降、自民党幹部が冷たく言い放った言葉に「自己責任」があります。イラクでの人質。派遣切り被害者・・。多くの人に「自己責任」という言葉が浴びせられました。
しかし「自己責任」とは、派遣切りに遭った人だけではなく、身内の自民党員にも適用される言葉だった。そういうことを今回の件で確認させていただきました。そんな風潮をつくった小泉さんに幹部に取り立てられたのがあなたが後援会幹部を勤められている「センセイ」です。
そんなセンセイ、見捨ててしまわれたらいかがでしょうか?早く自民党を辞めて共産党に移られたっていいのではなでしょうか?
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