★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK71 > 760.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090923AT3K2300723092009.html
【ニューヨーク=吉野直也】岡田克也外相は22日午後(日本時間23日未明)、ニューヨーク市内でミリバンド英外相と会談した。ミリバンド外相は来年1月に期限切れを迎える海上自衛隊によるインド洋上の給油活動の継続を要望。岡田外相は「選挙を通じて単純延長はないと言ってきた。今後よく検討したい」と述べるにとどめた。
岡田外相は北朝鮮問題について「核、ミサイル、拉致の3つの課題が解決しない限り、国交正常化は考えられない」と従来の政府の立場を説明。国連決議を無視した北朝鮮の核実験は「断じて容認できない」と力説した。ミリバンド外相は「日本の立場を強く支持し、今後も緊密に連携したい」と語った。
ミリバンド外相は日本のアフガニスタン復興支援を評価した。岡田外相は反政府武装勢力のタリバンの力が強くなっている背景には「貧困問題がある」と指摘。「タリバン兵士の社会復帰には雇用創出、職業訓練、就職支援に力点を置くべきだ」と訴えた。(09:01)
●関連記事「毎日新聞」関連のみ抜粋
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20090923ddm003010045000c.html
◇給油代替策焦点に アフガン支援、「資金のみ」反発必至
鳩山由紀夫首相と岡田克也外相は21日、ニューヨークで日中首脳会談と日米外相会談をそれぞれ行い、本格的な外交デビューを果たした。アジア重視を掲げる民主党政権のもと、日中首脳会談は友好的な雰囲気で進み、日米外相会談でも日米同盟の重要性を確認しあった。双方が外交の継続性に重点を置いたことが奏功した形だ。その一方で、日米ではアフガニスタン支援や在日米軍基地再編問題、日中では東シナ海のガス田問題など、鳩山政権にとって厳しい課題も突きつけられた。【ニューヨーク上野央絵、野口武則、ワシントン古本陽荘】
初の本格的な外交日程を終えた岡田外相は日米外相会談後、記者団に「これからも緊密に連絡をとって進めていこうとなった。かなりいいスタートが切れた」と自信をみせた。まず、米国が高い関心を寄せるアフガン復興支援を表明。「緊密で対等な日米関係」を目指す鳩山政権の外交は比較的、米側に理解の得やすい給油問題から始動した。
「日米関係は包括的だ。オバマ政権は袖をまくり上げて、既に非常に強いこの関係をいかに広げ、深めていくかを見極めている」
クリントン米国務長官は会談の冒頭、米メディアから「給油活動を中断したら悪影響はあるのか」と問われ、こう答えた。中断を容認する見返りに日本にどんな貢献ができるか。日本の主体性を尊重しながらも、「対等」に見合った国際協力を求め、暗にプレッシャーをかけた。
これに対し岡田外相は、「日本自身の問題として積極的に取り組む」と強調。「タリバンに行っていた人たちも含めて働く場を作り、職業訓練もやることが必要で、今、政府で検討している」と検討中の具体策もあげて日本の支援にかける熱意をアピールした。給油支援を中止した場合、米国が「新政権は国際協力やアフガン支援に後ろ向き」と受け取るのを避けるためだ。
ただ給油支援は「米国も世界も大きな恩恵を受けている」(モレル米国防総省報道官)と評価されてきた。それに見合うだけの復興支援は、治安が悪化するアフガンの現状では限られる。
会談で、外相は「大臣に就任して最初の100日で力を入れなければいけないことは、温暖化、アフガン・パキスタン、沖縄米軍基地再編の3点だ」と懸案解決の意欲をアピールしてみせた。外務省幹部は「オバマ大統領は外交の権限を相当部分、クリントン氏に委ねている。今後の日米外交は岡田・クリントンラインで動く」と語っており、外相の会談での発言は、11月のオバマ大統領来日時を見据えたものだ。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK71掲示板
フォローアップ: