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鳩山代表からの電話
2009年09月16日
http://www.nakai-hiroshi.net/diary/ （全文転載）
１５日、７時ちょうどに携帯電話が鳴り、鳩山代表からの電話で「常任幹事会議長として立派な裁きをして頂き有難うございました。つきましては国家公安委員長兼拉致問題大臣を要請したいと思います。」という中身で、喜んで受けさせて頂きますとお応え申し上げた。拉致解決前進の為、全力で頑張って欲しいと要請があり、出来る限りの努力をします。と申し上げた。
発表をどうするのかとお尋ねをしたら、明１６日午後までは発表をしないで欲しい。発表した場合は差し替えもあると皆さんに申し上げています。との事だった。７時半から約束があったので会館を至急離れた。幸いにもマスコミの方に捕まらず会館を抜け出せてホッとした。
どのように僕を処遇してくれるのか大変難しいところだったと思う。場合によっては無役かあるいは党の何かしらのポストで我慢をしてくれという話もあるかと覚悟をしていただけに、担当し続けてきた警察改革にも大事な国家公安委員長と頑張っている拉致問題の担当大臣で中身もそれぞれよく承知をしているので、これで充分働けると感謝をした。９時過ぎから食事に向かったがこの間次から次へとマスコミの電話が鳴る。電話の中身はひとつ。鳩山さんから電話があったか無かったかという問いかけばかり。他の内定者は電話があった事を言っているらしいが、口をつぐんでいる者もおり、もしかしたらと僕のところにも電話がかかり始める。マスコミの方々の慌てぶりについつい可笑しくなってきた。
僕は問い合わせの電話全てにノーコメントで押し通した。ノーコメントと言えばわかる様なものの、中にはわからない記者さんもいて、何か他の言葉で言って下さいとしつこく聞いてくる記者さんもいたりで食事に入ったお店でも電話は鳴り続ける。お店の人も呆れていた。しゃべらないという事になっている以上、宿舎へ帰っても全てノーコメントで押し通した。
そのうち、いくつかのマスコミに内定と出たらしく友人等から電話やメールが入り始めた。オープンに出来ない以上、有難うとも言えず、嬉しい様なはっきりしない複雑な心境で返事をしたりしてなかなか眠る事ができなかった。
２年近い選挙準備期間や選挙の事や初当選来の事が本当に走馬灯の様に頭の中を駆け巡り寝付かれないのと妙に高揚感の中でウトウトと夜を過ごした。
（転載終わり）
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フォローアップ:- 自供主義から物証へ＝中井洽国家公安委員長・拉致担当相〔新閣僚インタビュー〕（時事ドットコム） 旅烏 2009/9/21 02:06:55
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