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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090920-00000568-san-pol
自民党総裁選に立候補した西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元法務副大臣(46)、谷垣禎一元財務相(64)は20日、和歌山市で街頭演説を行い、全国遊説をスタートさせた。党再生に向けた「世代交代」「脱派閥」が争点となる中、河野氏はこの日も重鎮議員を何度も挑発。そんな暴走ぶりに一定の支持が集まるのは、来夏の参院選で公認候補を大幅に差し替えなければ完敗し、「自民党が消滅しかねない」との危機感が広がっているからだ。
西村氏「第1にやることは地方再生。行き過ぎた規制緩和や予算削減でつらい思いをしているはずだ」
谷垣氏「1番やらなければいけないのは、それぞれの地域の良さを発揮し、元気を取り戻すことだ」
20日昼のJR和歌山駅前。西村、谷垣両氏は「地方の活性化」を最重要課題に掲げたが。河野氏は違った。
「自民党が大敗したのは派閥親分の言うままの人事をやったからだ。古い自民党がもう1度出てきたら、次の参院選で誰が自民党を支持するものか。古くさい方は退いてほしい。もうあなた方に出番はない!」
「古くさい方」とは、森喜朗元首相や青木幹雄前参院議員会長らを念頭に置いていることはこれまでの言動からも明らか。河野氏は「全員野球は断固反対だ。よい自民党と切り捨てる自民党を明確に分けることが総裁選で私に課せられる使命だ」と断じた。
新総裁にとって、次期参院選が最大の政治決戦になる。過去に幾度も総裁選に出馬を試みたが、あまりの「過激さ」から推薦人がさっぱり集まらなかった河野氏が今回出馬できたのは「結党以来の危機に大ナタを振るえるのは河野氏しかいない」との声が強まったからだ。
そして「大ナタ」とは、次期参院選での候補者の差し替えを指す。すでに民主党の小沢一郎幹事長は参院選勝利に向け、大号令を発しており、自民、民主が議席を分け合ってきた2〜5人区にも複数の候補を擁立する公算が大きい。自民党的な「現職優先」の公認選定を続けていれば惨敗する可能性があるのだ。
逆に参院選で勝利すれば、自公政権が苦しめられてきた「衆参ねじれ」の逆に作り出し、鳩山由紀夫首相を追い込むことが可能になる。
若手・中堅の参院選への恐怖心を逆手に過激な言動に拍車をかける河野氏。これには「全員野球」を掲げ、優位に総裁選を運ぶ谷垣氏も危機感を感じたようで、徳島市内の演説会では「参院選では勝つ態勢をつくるため、候補者の吟味が必要だ」と述べ、候補差しかえを辞さない考えを表明。西村氏も「勝てる候補に差し替えるべきだ」と明言している。
だが、ある自民中堅からはこんな声もあがる。
「野党に転落し、基礎体力が落ちた自民党に『劇薬』は利くのかな。かえって死期を早めるだけじゃないか…」
独り言
自民党がこの駄目さ加減では民主党の独裁をとめるためにも小選挙区を廃止し完全比例代表制(全国区)にしなければ日本は危ない4〜8年で本当の保守政党が育つならば良いが左派の政党も頑張らなくては国民にもっと理解をしてもらえることを考えてほしい保守も左派も民主党が全ての正義ではない
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