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日米同盟は不変=「政策変更は権利」と楽観−米長官
【ワシントン時事】クリントン米国務長官は16日、日本の政権交代を「劇的な変化」と評した上で、「日米の強固な関係と同盟は、いかなる政治的変化にも耐え得るものだと確信している」と述べ、鳩山政権が対米政策を変更しても、両国の同盟関係は変わらないとの考えを示した。
バングラデシュのモニ外相との会談後の共同記者会見で語った。
同長官は、鳩山政権が海上自衛隊によるインド洋での給油活動の延長停止などを打ち出していることについて、「どの政権にも政策を変更する権利がある」と指摘。「オバマ政権も前政権の政策を変更しているが、本質的な価値観や安全保障上の利益は損なわれていない」と述べた。
また、「日米関係がこれまでと同様、前向きなものになるという点について非常に楽観している」として、新政権との信頼関係構築に向け、緊密な協議を行う方針を示した。
一方、ケリー国務省報道官は同日の記者会見で、北沢俊美防衛相がインド洋の給油活動を来年1月以降は延長しない姿勢を改めて示したことについて、「アフガニスタンの取り組みへの貢献が続くことを願うが、どのような貢献を行うかは彼らが決めることだ」と述べた。(2009/09/17-06:58)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&rel=j7&k=2009091700090
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