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(回答先: 亀井代表 郵政問題・金融相に(NHK) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 9 月 15 日 15:08:04)
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/09/post-bf2a.html
2009年9月15日 (火)
亀井静香氏が郵政金融担当大臣に内定!!
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鳩山内閣人事で、国民新党の亀井静香代表が16日発足の新政権で「郵政金融担当大臣」に起用されることが内定した。最初は防衛大臣が内定していたが、鳩山代表から亀井氏に「郵政金融担当大臣」に変更を願い出たらしい。
「郵政金融担当」がどのようなものか、まだ詳細は不明だがこの名前から察すると、郵政民営化見直し問題の専門調査部門であることは明白だ。管理人は亀井氏の総務大臣を希望していたが、閣僚の権限を思えば、郵政民営化に対し、真っ向から切り込む覚悟を民主党は持っていると判断していいのではないか?
管理人が何度も言うように、郵政民営化は国内問題ではなく、防衛的国政マターなのである。郵政民営化にまつわる諸問題の核心は、アメリカの収奪意志とどのように対峙するかという、現在の日本にとって非常に重大で深刻な問題である。郵政民営化の基本制度設計はアメリカが行っており、それは年次改革要望書やアメリカ保険業界、政府関係者などが、日本政府に執拗に働きかけて実現したものだ。完全に外圧で成立した民営化なのである。これが日本国民に利する方向性を持つわけがない。
管理人は正直、総選挙に勝った民主党が、郵政民営化に対してほとんど言及してこなかったことに一抹の危惧を抱いていた。もしかしたら、新政権もアメリカの威光に恐れて、郵政民営化をこのままずるずると引き延ばし、自公政権の二の舞を踏襲することになるのではないのかと暗い気持を持っていた。しかし、亀井静香氏を郵政金融担当相に起用したことは、そういう不安を一気に払拭する気分である。
亀井氏は総務大臣を希望した。その真意は国民新党の郵政民営化の見直しを実行するためである。それなら、亀井氏を総務省から切り離し、郵政問題に特化して、見直しに集中させる方が格段にいいことは明白である。これなら、民主党議員からも、地方分権などで総務相権限を亀井氏に独占されないわけだから、双方にとって両得であろう。懸念があるとすれば、西川善文氏更迭問題が早急に浮上することは確実だから、その時、新しい総務大臣が亀井氏に楯突いたりしたらまずいので、誰が総務大臣になるかも重要である。
管理人は小沢一郎氏の第七艦隊発言を、今、あらためて噛み締めている。国益のために、アメリカにどれだけ本気になって物を言えるかが、今問われている。小沢一郎氏はやっぱり命を賭けているとしか思えない。郵政民営化問題を民主党がどう扱うかによって、この新与党の性格は決まるのだ。管理人は少し感動している。民主党が郵政問題から逃げたら、結局自公政権と大差ない政治が行われると思っていたからだ。
亀井静香氏を郵政民営化問題の切り込み隊長にしたことは、真に画期的なことだ。民主党は日本刷新を本気になって考えているかもしれない。繰り返して言うが、郵政問題は国防マターである。これを真正面から見直すことは、日本の国際的な在り方まで見直すことに繋がるのだ。対米従属構造から抜け出る第一歩となる。
2004年7月に、竹中平蔵氏は郵政民営化担当大臣に就任している。このあと竹中氏は経済財政諮問会議と共に郵政事業の四分社化を強烈に主張し始めている。竹中平蔵氏が郵政民営化を主導した。今度は、亀井静香氏が郵政金融担当大臣となって、竹中氏主導の郵政民営化の本格的見直しが開始される。小泉・竹中構造改革路線の本丸である「郵政民営化」の抜本的な見直しが始まる。
郵政民営化の売国政策を見直すことは、小泉政権の「聖域なき構造改革」の見直しにも繋がる。日本の政治は、小泉政権の売国的な悪政を、根本的に検証するところから始めなければならないのだ。その意味で、亀井静香氏が郵政民営化の闇に大ナタを振るうことは日本政治にとって画期的な意味を持つ。
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