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強気の「参院枠」要求、鳩山政権運営に影響大 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
6日にも発足する鳩山新政権の閣僚人事を巡り、民主党の輿石東参院議員会長が2人以上の「参院枠」を確保するよう求めた発言が、波紋を広げている。
参院選を来年に控え、発言力を強める参院側とどう向き合うのかは、鳩山代表の政権運営にも大きな影響を与えることになる。
輿石氏は12日、参院枠に言及した地元・甲府市での記者会見で、「来年の参院選にまっすぐ走らなければならない人もいる。参院から副大臣、政務官が何人欲しいのか。こちらが『やらない』と言えば、内閣がうまくいかないこともある」とも語り、参院民主党が協力しなければ安定した政権運営は難しいと強調した。
民主党が参院で過半数を割っていることが逆に、輿石氏の強気を生んでいる面がある。
鳩山氏からすれば、社民、国民新両党との連立で何とか過半数を確保している時に、参院側の機嫌を損ねることはできない、というわけだ。来年の参院選は、単独の過半数確保が目標になるため、今後ますます参院側の重みが増すことになる。
さらに、輿石氏は、次期幹事長に内定している小沢代表代行と、選挙対策や国会運営を巡って連携を強めている。
このため、党内では「鳩山氏は要求を受け入れざるを得ない。2人入閣で腹合わせができているのではないか」という見方が出ている。入閣が固まっている参院議員の直嶋政調会長のほかに1人を起用することになり、その場合、当選4回のベテランで、参院議長に推す声もあった千葉景子氏が有力だという見方がある。
ただ、党内では「参院議員の入閣に異論はないが、結果的に何人になるかという話だ。最初から『枠』を決めるやり方は、鳩山氏の裁量を奪うし、何より自民党の旧来の手法と同じで、新政権にはふさわしくない」と反発する声がある。
自民党政権では「閣僚2人、副大臣4人、政務官8人」などを最初に「参院枠」として固め、青木幹雄・前参院議員会長ら参院幹部が選んだ参院議員を入閣させる方法が定着していた。派閥の要望を無視して組閣することも多かった小泉元首相も、参院の意向は尊重していたほどだ。
民主党の衆院議員の間には「かつての自民党のように、小沢―輿石ラインを背景にして参院が『聖域』になれば、政権運営は縛られる」という懸念が出ている。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090913-OYT1T00033.htm
時事ドットコム:閣僚参院枠は2人以上=認証式後に就任会見へ−輿石氏
民主党の輿石東参院議員会長は12日午後、甲府市で記者会見し、新政権での参院からの入閣枠について「一つでいいというわけにもいかない」と述べ、2人以上を求める考えを表明した。同党参院議員では既に直嶋正行政調会長の入閣が固まっており、党内ではほかに岡崎トミ子元副代表らの名が取りざたされている。一方、鳩山由紀夫代表は同日、従来は閣僚名簿発表直後に行っていた各閣僚の就任記者会見を、16日夜の皇居での認証式後にずらす方針を固めた。
輿石氏は会見で「参院から大臣を出す必要はない、との意見もある。『要りません』と言えば鳩山さんも喜ぶと思うが、そうはいかないだろう」と強調した。
鳩山氏は12日午前、都内で記者団に「人事はゆっくり考えている。国民の期待に応えられるようなしっかりした人事をやりたい」と語った。夜には、都内のホテルで官房長官に内定している民主党の平野博文役員室長と会い、人事や今後の日程を調整した。全閣僚の確定は、「小沢一郎幹事長」ら党役員が両院議員総会で承認される15日にずれ込む見通しだ。閣僚人事では、副総理兼国家戦略局担当相に菅直人代表代行、外相に岡田克也幹事長も内定。直嶋氏や仙谷由人元政調会長らのほか、社民党の福島瑞穂党首、国民新党の亀井静香代表の入閣が固まっている。民主党の藤井裕久最高顧問の財務相起用については調整が難航しているとの見方もある。
一方、新閣僚の初会見を遅らせるのは、官僚に左右されずに新政権の政策を発信するのが狙い。自民党政権下では認証式に先立ち、首相官邸で行うのが恒例となっていた。鳩山氏は当初、「閣僚名簿発表直後だと、各省庁の資料に沿った発言をしかねない」(同氏周辺)として、17日以降に先送りする考えだったが、その場合は閣僚への取材が相次ぎ混乱も予想されるため、16日中に行う方向となった。 (2009/09/13-01:05)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091300008
※補足:
輿石東参院議員会長 = 日教組
参院議員会長というのは、あまり知られていないが、物凄い権力を持っている。党幹事長に匹敵する。
「民主党」と「民主党参議院」は、別々の権力構造にあると言っていいだろう。
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