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次々横やり あぁ迷走深まる鳩山閣僚人事【日刊スポーツ】
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090912-542719.html
「鳩山人事」の迷走が深まってきた。
民主党の鳩山由紀夫代表(62)は11日、閣僚人事で調整を続けたが、財務相起用を検討する藤井裕久・党最高顧問(77)に、小沢一郎代表代行(67)が難色を示しているとの見方が出始めた。
連立政権入りする社民党は「雇用関係」だった希望ポストを、環境相に変更。
国民新党の亀井静香代表も総務相を希望、周囲は言いたい放題だ。
鳩山氏は「マスコミに出すわけにはいかない」と平静を装うが、調整は週明けにずれ込みそうだ。
閣僚人事で、内定しているのは菅直人代表代行の国家戦略局担当相、岡田克也幹事長の外相、平野博文役員室長の官房長官の3ポスト。
それ以外でも名前は複数浮上しているが、ポストの中身は流動的だ。
特に、鳩山氏が新政権の要にと考え、引退の意向を撤回させて比例名簿に掲載、当選した藤井氏の財務相起用構想に暗雲がたれ込めてきた。
旧大蔵省出身の藤井氏は財政政策に通じ、財務省とのパイプもあるため、早くから財務相候補の最有力とみられた。
しかし内定が出ないのは、鳩山氏に影響力を持つ小沢氏の「OK」が出ないためとの見方が広がってきた。
小沢氏は、民主党が「脱官僚」を目指す以上、大蔵省出身の藤井氏を財務相にすることに難色を示している。
また両者の関係はこれまで良好だったが、西松建設巨額献金事件で小沢氏の秘書が逮捕、起訴された際、藤井氏が当時代表職にあった小沢氏の辞任を求め、関係が微妙になったことも影響している。
「鳩山−小沢ライン」を組む小沢氏の意向を無視できない鳩山氏だが、“横やり”はこれにとどまらない。
福島瑞穂党首の入閣が内定した社民党は11日、「雇用関係の閣僚」としていた希望を撤回し、環境相に変更。
雇用問題を扱う厚生労働相は民主党からの起用が有力で、目先を変えたようだ。
福島氏とともに入閣する国民新党の亀井静香代表も、郵政民営化反対の立場から、郵政事業の所管でもある総務相を要求。
両党は、副大臣も自分の党からを選ぶ意向も民主党側に伝達するなど、閣僚人事への“介入”を強化した。
組閣まで時間が長く、人事情報がたびたび漏れることも、「迷走」を印象づけている。
「友愛」が持論の鳩山氏も、さすがに焦りの色が出ている。
11日夕、党本部を出る際は「楽しくやっている。頭の中にはかなり出ているが、皆さんに発表する段階ではない」と強調したが、すべて確定するのは特別国会召集前日の15日になるとの見方を示した。
[2009年9月12日9時4分 紙面から]
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