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【神州の泉−高橋博彦】
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/09/post-678d.html
2009年9月11日 (金)
植草さんの獄中発信記事について
【重要! 植草一秀さんを応援したい方は、お手数ですが、植草さんのブログにある、政治ブログ・ランキングのクリックを是非お願いします!!一日に一度、クリックをお願いします! 管理人より】
収監中の植草一秀さんが、かなり制約のある環境下で下記の記事を書いて自身のブログに載せてくれた。彼の記事を待ち望んでいたわれわれは、その記事から強いメッセージを汲み取らなければならないと思う。
(1)009年8月29日 (土)
多くの皆様のご厚情に深謝申し上げる
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-2ea2.html
(2)2009年8月30日 (日)
国民が主人公で国民のために存在する政治
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-f2b4.html
(3)2009年9月 7日 (月)
総選挙の隠された最大の争点
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post.html
(4)2009年9月 9日 (水)
官・業で無く国民を潤す政府を樹立しよう
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-e4d4.html
(2)の記事で、植草さんは下記のように言う。
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「企業献金」が全面禁止され、「天下り」が全廃されれば日本の政治は劇的に変わる。「革命」と呼ぶべき変化が起こる。「官僚のための政治」「大企業のための政治」「政治屋のための政治」が終焉し、「国民のための政治」が日本史上初めて成立する。
新党の基礎には市場原理主義が置かれるだろう。政治はすべての人の手に差し伸べて皆が共に生きる「共生社会」を生み出すべきものだ。
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この中で、植草さんは企業献金の廃止が最も重要であることを強調している。加えて、天下りが廃止されれば、政治は劇的に変わり、鉄のトライアングルである政官業のための政治は終焉し、国民のための政治が開始されると言う。つまり、小泉・竹中構造改革路線の中核であった市場原理(競争原理)は根本から見直す必要がある。企業献金という悪しき慣習がある限り、政治は企業ばかりを向いて国民や社会(公)のファクターを無視する傾向になる。
新自由主義とは人間の生活や社会を無価値化し、社会資本の充実を求めない。つまり、企業献金とは、政治が企業を向くということであり、人間が生きていく上で整備しなければならない健全な社会運営をおろそかにする。上記の文章で植草さんは「新党の基礎には市場原理主義が置かれるだろう。」と言っているが、これは偽装CHANGE勢力の別働隊として立ち上げた新党のことである。管理人は渡辺善美氏や江田憲次氏が立ち上げた「みんなの党」だと思っている。
(4)では植草さんはこう言っている。
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財政のもうひとつの本質が「再配分」だ。グローバリゼーションの進行で企業が労働コストを切り込むなか、小泉・竹中政治は「市場原理主義」を持ち込み、セーフティーネットをずたずたに切り裂いてしまった。その結果「一億総中流」とも呼ばれた日本の「共生社会」はすさんだ「格差社会」に変質してしまった。
政権交代の大きな意義のひとつは「セーフティーネットの再構築」にある。「政・官・業・外・電」の利益を満たすためにばら撒いてきた予算を一掃し、「セーフティーネットの整備」に振り向けようというのだ。私はこの方針にも賛成だ。
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小泉・竹中政治は、市場原理主義によって中流層を消滅させた。公平配分から傾斜配分に変わったからである。戦後の経済復興時代から続いた「共生社会」は、他者を排撃する非情な「格差社会」に変質した。だからこそ、植草さんは壊されたセーフティネットの再構築を重要視している。管理人は、民主党に自公政権が破壊したセーフティネットの再構築と、その安定保持の監視を専門とする省庁を新設したらいいと思っている。
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