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・森田実/2009.9.7(その1)
マスコミは真実を語れムム小沢一郎氏は大統領になった。小沢氏が「国会や党のことについては、人事を含めて幹事長にませるノという結論だ」と語ったことの本当の意味は何か、マスコミは真相を報道すべきだ。すべての権力は小沢一郎氏に一元化された。鳩山・小沢並立時代は終わり、小沢氏が唯一の大権力者になった。もはや二重権力ではない。「小沢独裁」だ。小沢氏へのオールゴマスリに抵抗する
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05652.HTML
鳩山代表が小沢一郎現代表代行(次の幹事長)に国会と党の人事を含めてすべてをまかせることにしたことについて、大新聞はいい加減なことを書いている。
これは、鳩山代表(首相)が自らの権力を放棄したことを意味している。これによって、小沢氏がすべての人事権を一手に握った。鳩山氏は小沢氏に大政奉還した。権力は小沢一郎氏に一元化されたのだ。「鳩山」という名の小沢政権なのである。各紙の報道は及び腰だ。
◆産経=組閣は「鳩山主導」尊重、小沢氏は党務、すみ分け
◆東京=「民主トロイカ」堅持、菅氏が公約実現、選挙・党務仕切る小沢氏
◆日経=内閣主導、意欲と不安。国対と政策、役割分ける。小沢氏への権力集中進む
◆毎日=国家戦略相に菅氏。鳩山氏、小沢氏に党人事一任
◆朝日=小鳩分担滑り出す
◆読売=国会運営、小沢氏に一任。民主、議長人事など主導。「小沢支配」鮮明に。党と国会を掌握
以上は六大紙の9月6日付朝刊の見出しである。
憲法第41条は「国会は国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」と規定している。国会と党の人事について、小沢一郎氏が人事を含めてすべて一任されたのである。鳩山氏が代表としての権力を放棄し、小沢氏にゆだねたのである。各紙の報道では、内閣の人事は鳩山氏が決めることになったようにみえるが、小沢氏には拒否権がある。これは党内からの情報で確認している。このことは新政権の真の主人が小沢一郎氏になったことを意味する。鳩山氏は首相という名の役柄を与えられたようなものである。
重ねていう。新聞は真実を報道すべきだ。権力者におもねってはならない。
問題はこれからである。民主党は情報公開を強く主張している。政治の透明性を何よりも重視している。それならば、自らの党についても透明化しなければならない。すべての実権を一手に握った小沢幹事長という名の「日本の真の大統領」の動きについて透明化しなければならない。
それにしても、選挙で代表に選ばれ、総選挙に大勝した鳩山代表が、人事まで含めて小沢幹事長に一任するというのは異常である。事実上、自らの権限・責任の放棄である。鳩山氏の弱さが露呈された。傀儡(かいらい)である。国民は、鳩山首相の上に小沢幹事長という名の実力大統領がいることを知るべきである。マスコミの不確実報道を信用してはならない。真実に近い報道をしたのは「読売」だけである。
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