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天木直人のブログ
http://www.amakiblog.com/archives/2009/09/09/#001474
これが米国という国の現実である
9月8日付の二つの新聞記事を読んで、とっさにこの言葉が頭に浮かんだ。
米国と同盟関係を持つ事自体が憲法違反である、と。
その記事の一つはニューヨーク発共同通信の次の記事だ。
6日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、2008年の米国の通常兵器輸出契約額が、経済不況にもかかわらず増大し、前年比約49%増の約3兆5千億円にのぼったという。これは世界全体の兵器輸出額の約7割だという。
こんな国と同盟関係を持つ事自体、平和憲法の根本精神にもとる事は明らかだ。明白な憲法違反である。
もう一つの記事は9月8日の毎日新聞に見つけた記事だ。
毎日新聞の連載「揺れる星条旗への思い」(「9・11」から8年)の中で、次のようなエピソードが語られていた。
・・・08年8月26日夜の出来事である。ヤンキースタジアムで野球を観戦していた会社員、ブラッドフォード・カンポリアンさん(30)は、7回表が終わったところで流される恒例の愛国歌(ゴッド・ブレス・アメリカ)の時に、トイレのため席を離れて歩きだした。
その時、ニューヨーク市警の警察官二人がカンポリアンさんの前に立ちはだかり、「どこへ行くんだ」と声を荒げた。
「歌に興味はない。トイレに行くだけだ」と答えるカンポリアンさんの腕を警察官はひねり上げ、「愛国歌を好きでない者は国から出て行け」と言った。カンポリアンさんはそのままチケットを取り上げられ、球場から追放された・・・
こんなことがニューヨークもど真ん中で行われているのだ。
国歌斉唱をするかしないかで大議論になっている日本が可愛く見える。
われわれ善良な日本国民はよく考えたほうがいい。
こんな米国を、「世界でもっとも価値観を共有する国」と言ってはばからない日本政府と外務省。そしてその国に絶対服従して同盟関係を持知続ける日本。
それ自体が憲法違反ではないのか。
我ながらいい言葉を思いついたものだ。
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「 鳩山民主党と福島社民党の連立協議をしかる」
「 鳩山民主党は本当に官僚支配を打破できるのか」
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