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http://news.www.infoseek.co.jp/sports/battle/story/08gendainet04034072/
政治家とスポーツ競技団体は、選挙での票と圧力の協力関係だという。
関係者がこう話す。
「政治家は競技団体の会長になり選挙のときにその団体関係の票をもらう。その代わりに競技団体は予算で文科省、テレビ中継でNHKに大会の中継をしてもらうように、政治家に働きかけてもらう。人気競技はともかく、競技人口も予算も少ないマイナー競技団体はNHKでテレビ中継されるのが一番のPRになる。本音ではNHKは視聴率がほとんど期待できないマイナー競技は中継したくない。でも、NHKの予算は国会での承認が必要。政治家、特に与党の政治家の機嫌は損ねたくない。渋々、中継しているマイナー競技は少なくない」
実際、少し前の資料だが、NHKは全日本アマボクシング選手権、全日本馬術、全日本ホッケー選手権、全日本ボートなども中継している。もちろん中には競技の振興、発展をバックアップする目的もあろうが、多くが「政治家の圧力に負けて」(NHK関係者)の中継だそうだ。
「マイナーな競技団体の中には放送権料なんていらない。自分たちがカネを出すから中継してくれ、って言ってくるところもある。最初は突っぱねても政治家が出てくると断りきれない」(NHK関係者)
だからこそ海部俊樹(日本ソフトテニス連盟)、笹川尭(全日本空手道連盟)など与党の政治家が会長を務めていたのである。
ところが今回の衆議院選挙で民主党圧勝、自民党は惨敗。自民党のセンセイを会長に頂いてもメリットはなくなる。放送権料を払い、視聴率の取れないスポーツ大会を中継していたNHKは大助かりかもしれないが、テレビ中継もなくなり、予算も削られるとなれば、マイナー競技団体には死活問題だ。
マイナーの競技団体は会長を代えるべきか頭を悩ませながら、民主党のスポーツ対策がどうなるのか、かたずをのんで見守っている。
(日刊ゲンダイ2009年9月5日掲載)
[ 2009年9月8日10時00分 ]
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