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【雑誌「SAPIO」の記事は民主党への媚かそれもと変節か・・・???】
まずは雑誌SAPIOの記事の抜粋をお読み頂きたい。
同誌 2009 9/9号の P.20の記事
「反米政権誕生で炸裂するCIA「小沢ファイル」の真贋」 国際政治経済学者 浜田和幸
CIAが日本で政治家をターゲットに活動しているのは公然の秘密となっている。総選挙後の政策運営のキーマンとなる小沢一郎は、いままさに最重点人物だろう。そして今後の民主党の対米政策の出方次第では、かつて収集された「小沢ファイル」爆弾が炸裂しかねないという。
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私がワシントンの戦略国際研究所に勤務していた頃の話である。当時、私は仕事で米国防総省のある情報分析機関に通っていたのだが、そのオフィスには、30分おきに日本からのレポートが続々と届いていた。
中身をのぞいてみると、当時の細川政権の主要な政治家がどこで誰と会って、何を話したかが詳細に記されていた。対象になっている政治家のなかには、細川政権の"影の支配者"と呼ばれた小沢一郎氏の名前もあった。
日本のアメリカ大使館にはCIAの支部があるのは有名な話だが、日本での情報収集には米海軍の情報機関やNSA(国家安全保障局)なども関わっている。こういった情報機関は、新聞やテレビなどで報じられた公開情報に加え、ヒュミント、すなわち記者やビジネスマンを装ったエージェントが聞き出した情報や、米軍基地のアンテナによる電波傍受で集めた情報をアメリカ本土に刻々と送信する。
膨大な情報は重要政治家ごとにファイリングされ、資金源から人脈、思想など分析されていくのである。そして、その分析レポートは対日政策を担う議会関係者や政府の幹部へと渡される。実際に、16年前に非自民連立政権が誕生した際には、当時の細川首相だけでなく、小沢一郎、羽田孜に関するCIAの分析レポートが作成されていた。
(中略)
かつてCIAが日本で行った自国の為の工作
1950年代から60年代にかけて、CIAが秘密工作の一環として自民党に巨額の資金援助をしていたことが明るみになっている。
岸信介内閣の佐藤栄作蔵相から米アイゼンハワー政権に資金援助の要請があったことが米文書に残っており、このとき一度アメリカ側は断ったようだ。しかし、58年にCIAが日本への選挙資金工作を担当する特別グループが組織された事が明らかになっており、また55〜58年にCIAで極東政策担当だったアルフレッド・ウルマー・ジュニアは「我々は自民党に資金援助した」とニューヨーク・タイムズに証言している。
この資金援助は決して自民党のためではない。60年代に駐日大使を務めたアレクシス・ジョンソンは「米国を支持する政党に資金援助した」と語っているように、冷戦下だった当時、日本を極東地域における反共の砦と位置付けていたアメリカが、あくまで自国利益に反する共産主義を排除するためのの工作として、自国民への援助を行ったのである。
すなわち、アメリカにとって「自国の利益に反する」となれば、民主党とてかつてのような露骨な工作はないにしても、排除の対象となりうる。
(中略)
・・・・・・要するに、基軸通貨としてのドルを捨て、アジアから米軍基地もお引取り願うということだ。
アメリカは中国と手を組んで米中2国による覇権体制の構築を狙っていることが明らかになったが、小沢氏はそこに楔を打ち込もうとしているのだ。中国の次期国家主席とも目されている胡錦濤派(共青団派)の李克強副首相は、日本留学時に小沢氏の家にホームステイしていた経験があり、小沢氏自身も胡錦濤とは何度も会談を持っている。
(以下省略)
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(コメント)
この雑誌を出版している小学館はいったい何を考えているのでしょうか・・・・執筆者の浜田氏の記載が事実なら、この人は完全にアメリカのエージェント・スパイで、米国が特定政党に資金援助をしていたのが事実なら、内政干渉以外の何者でもありません。(かつての右も左も同じ穴の狢だと言うことです。)
記事の内容はまるで「恫喝」のようですらあります。
書籍「エコノミック・ヒットマン」(東洋経済新報刊)においてアメリカは様々な情報・諜報組織を持ち、世界中で工作を続けている事が明らかにされていますが、この記事の内容はそれを裏付ける内容です。
この記事では現在のCIAによる諜報活動を行っているのかは明らかにされていませんが、今でも日本国内で工作を行っている事でしょう。
記事からは明らかに執筆者はアメリカの手下だったと言う事になります。
つまり小学館の雑誌SAPIOは今までアメリカのバイアスがかかった記事を出版していた事になります。
省略した後半から終盤にかけては、アメリカの策略で失脚した故・田中角栄元首相の話、ベトナムでの石油開発で小沢氏が失脚しそうになった話などが記載され、政権に揺さぶりをかける事件やリークが今後も起こりうる事が示唆されています。
これは告白と受取るべきなのでしょうか。
それとも恫喝なのでしょうか。
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