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http://mainichi.jp/select/today/news/20090905k0000m010146000c.html
民主党の鳩山由紀夫代表は4日、主要閣僚人事の調整を本格化させた。鳩山氏に近い党幹部らによると、内閣の要となる官房長官には平野博文役員室長の起用を内定。外相には岡田克也幹事長を充てる方針を固めた。菅直人代表代行は副総理格で処遇し、予算の骨格などを決める国家戦略局担当相を軸に、国の事業を抜本的に見直す行政刷新会議の議長も含め検討している。政権交代が確定した衆院選から5日。「鳩山政権」は「官僚政治打破」「対等な日米関係」などに挑む布陣を次第に整えつつある。
平野氏は松下電器産業(現・パナソニック)社員から衆院議員秘書を経て、96年に電機連合の組織内候補として初当選した。鳩山氏の側近で、国対委員長代理などを務めており、国会とのパイプ役を期待しての起用となった。
鳩山氏は4日、党本部で記者団に対し「(新内閣では)国家戦略局に政策の中心が置かれる。官房長官の役割は、国会との間のスムーズな運営を心がけることが極めて大きい」と述べ、現政権とは官房長官の性格が異なるとの考えを示した。
一方、岡田氏に関しては、米国と独自の人脈を持つことなどを考慮した。民主党はアジア外交重視を掲げる一方で、日米関係を重要視しており、「対等な関係」の具体化を担うことになる。
鳩山氏は16日召集の特別国会で首相に指名された後、閣僚人事を一括して行う意向も示していたが、人事を長引かせることで、党内が混乱するのを避けたとみられる。民主党は週明けの7日に幹部会を予定しており、閣僚や党役員人事の最終調整を急ぐ。
党役員人事ではまた、輿石東参院議員会長の留任を内定。3日夜に次期幹事長として小沢一郎代表代行の起用を決めたのに続き、参院トップの人事を決め、衆参の体制を整えた。鳩山氏は長期政権をにらみ、来年夏の参院選を重視しており、選挙態勢の構築を急ぐ狙いがある。
このほか、旧大蔵省出身の藤井裕久最高顧問は財務相の候補で、菅氏の動向と絡むが国家戦略局担当相への起用案もある。直嶋正行政調会長や仙谷由人元政調会長らの入閣も有力視されている。【山田夢留】
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