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http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090904t11038.htm
民主党政権誕生後、初の大型地方選挙となる宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)への注目度が、中央政界で急速に高まっている。自民党出身の現職、村井嘉浩知事(49)に民主党が対抗馬をぶつける構図が固まれば、さながら「衆院選第2幕」。投票日は神奈川、静岡両参院補選と重なり、民主党は「鳩山新政権の今後を占うトリプル選挙の一つ」(選対関係者)と重視している。
「村井知事は特定政党に肩入れしすぎた。宮城にはかつての山本壮一郎、浅野史郎両知事のように行政の中立性を保てるトップが必要だ」と指摘するのは民主党宮城県連の安住淳副代表(衆院宮城5区)。同党は、岡崎トミ子代表(参院宮城選挙区)を軸とした県連の選対委員会が擁立作業を進めている。
安住氏は「信頼感があって、行政マンとして有能かどうかが判断基準。告示まで約1カ月の短期決戦だが、知名度は関係ない」と強気だ。
村井知事は9日の県議会9月定例会の代表質問で、再選を目指して立候補することを正式に表明するとみられる。トヨタ自動車関連工場の誘致を相次いで成功させた実績を前面に打ち出す。
2005年の知事選で自民党県議から転身。同党の知事候補公募で選ばれたこともあり、「無所属・自民党推薦」で初当選した。今回の衆院選では「お世話になった人への恩返し。一心不乱に頑張る」と公言し、逆風に青息吐息だった同党候補の応援に奔走した。
宮城県の選挙区でただ一人、自民党の議席を守った小野寺五典衆院議員(6区)は「国政選挙の事情を県政に持ち込むのは党利党略だ。地方自治は政党対決の場ではない」と知事選に向けた民主党の対決姿勢を批判。自民党への逆風から村井知事を守ろうという思いもにじむ。
全国を見ると、来年3月の長崎県知事選も、4選を目指す自民党系の現職対民主党系新人という対決構図となる公算が大きい。民主党長崎県連の網田三男幹事長代理は「候補者次第だが、勝てる選挙。対決構図が似ている宮城に注目している」と語る。
霞が関も宮城県知事選の行方を気に掛ける。ある官僚が打ち明ける。
「二つの参院補選はともに民主党が優勢で、自民党が唯一、勝てそうなのが宮城の知事選。民主全勝か2勝1敗かでは、鳩山新政権に仕える官僚心理も微妙に違ってくる」
「10.25宮城決戦」に永田町、霞が関、地方の視線が集まりだした。
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