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「ポスト麻生」本命なし…舛添氏不出馬、石原氏「白紙」【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090902-OYT1T01073.htm?from=navr
政権交代
「ポスト麻生」を決める自民党総裁選(18日告示・28日投開票)の行方が、混沌(こんとん)としてきた。
舛添厚生労働相が2日、不出馬を正式表明するなど、党内で名前が挙がっている「有力候補」が軒並み尻込みしているためだ。
本命不在の状況は、野党に転落した党再建の道のりの険しさを反映している。
党内には、舛添氏以外にも、過去の総裁選に出馬経験のある石破農相、石原伸晃幹事長代理、谷垣禎一・元財務相を推す声がある。
石破農相は衆院選直後、「火中の栗を拾わないことはない」と出馬に意欲をにじませたが、ここに来て「出るとも言わないし、出ないとも言わない」と発言がやや後退。
石原氏も「全くの白紙」と繰り返している。
谷垣氏は2日午後、所属する古賀派の川崎二郎・元厚労相、金子一義国土交通相らと会った際、出馬を促されたが、態度を明らかにしなかった。
有力候補が様子見の態度を取るのは、4日の全国幹事長会議、8日の両院議員総会の動向を見極めたいとの思いがあるためだ。
二つの会議では、衆院選の総括や党再建に関して議論が百出することが予想され、「党内の議論を踏まえずに名乗りを上げれば、つぶされかねない」というわけだ。
立候補に必要な推薦人集めの問題もある。
衆院選の惨敗で、国会議員票は200(山東昭子参院副議長を除く)に激減したため、立候補に必要な20人の推薦人確保のハードルは、これまでになく高くなっている。
所属する派閥頼みで推薦人を集めれば、「自民党は何も変わっていない」との批判を招きかねない。
また、国会議員票は衆院119票、参院81票と、参院の占める割合が高まり、参院側の支持の見通しが立たないまま、「見切り発車」できないという事情もある。
有力候補の一人は、「参院の実力者、青木幹雄・前参院議員会長の意向は無視できない」と語る。
舛添氏も不出馬を決める前に、青木氏と会い、相談している。
新総裁の行く手には、10月25日の参院神奈川、静岡の両補欠選挙、来年夏の参院選が待ち受ける。
敗北すれば責任を取らされる可能性が大きく、「だれも貧乏くじを引きたくない」(党幹部)との指摘は多い。
一方、当選2、3回の議員からは、世代交代に向け、「若手候補」擁立の動きもある。
当選2回の平将明衆院議員は、「全く新しい『新生自民党』として再出発できる人を選ばないといけない」と強調する。
若手議員らは2日夜、都内の料理屋で会合を開き、対応を協議した。
(2009年9月2日22時27分 読売新聞)
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