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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu199.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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次の選挙までの4年間を自民党の落選組が耐えられるだろうか。自転車
で走り回り、4年間で辻立ちを何千回もする日常を続けられるだろうか。
2009年9月2日 水曜日
郵政選挙で刺客を送られ落選した城内実氏は4年間辻立ちをしていた。
自民党の落選議員で4年間の辻立ちする日常に耐えられるだろうか?
◆「ダメもと政権交代」実現 自民を懲罰、民主に格別の期待なし 小林良彰・慶応大学教授に聞く総選挙分析 9月2日 ダイヤモンドオンライン
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10083/
―308議席を獲得した民主党の圧勝を、どう評価するか。
社会民主党、国民新党、さらに新党日本、新党大地まで連立を組み、また無所属当選組の民主党入党があれば、与党として衆議院議員定数480の3分の2である320議席を超える可能性もある。
これだけ大勝すれば、4年後の任期満了までの間に解散、総選挙は行われないだろう。皮肉な言い方をすれば、仮に支持率が低迷したとしても解散しなくてもいいことは、この2年間の自民党が証明して見せた。また、来年の参議院選挙に破れ、過半数を割り、ねじれ国会になったとしても、定数の3分の2議席を握る衆議院で再可決すればいい体制が整う。これも、自民党が行ってきた手法だけに、批判しにくい。そうして4年後に、衆参ダブル選挙だろう。
―1993年に誕生した初の非自民政権は短命で終わったが。
1993年当時は、第一党は自民党だった。その自民党を包囲し、第5党から首相が誕生した。だが、今回は圧倒的議席数の民主党に連立する形になる。構造がまったく違う。ばらばらにはなりにくい。
―惨敗した自民党はどうなるのか。
極めて厳しい。119議席を惨敗と言うが、それも公明党の支援あっての数字だ。今後、“野党連立”が自公の間で続くとは考えにくい。公明党の選挙協力なしでは、119議席すら確保できない。
そもそも、次の選挙までの4年間を自民党の落選組が耐えられるだろうか。自民党議員は地元に秘書を多数張り付けるなど、コストの高い政治活動に慣れている。彼らが自動車を捨て、自転車で走り回り、4年間で辻立ちを何千回もする日常を続けられるだろうか。
小選挙区で落選、比例でからくも復活した大物議員たちにも、試練が待っている。自らの選挙区には、民主党の現職議員がいる。彼らが日々、支持基盤を拡大していくのを目の当たりにすることになるだろう。
―民主党が圧勝した理由は何か。
総選挙直前に慶応大学が全国で行った電話調査を分析すると、今回の民主圧勝は、有権者の自民党に対する懲罰的投票行動が原因だ。
麻生内閣の特徴は、支持率が極めて低いだけでなく、自民党支持層の支持率も低いことにある。自民党支持層の麻生支持は49%、不支持41%、支持なし層の麻生支持は8%、不支持は80%だ。そして、自民党支持層で麻生不支持な者で、自民に投票する者は33%しかいなかった。また、自民党支持者のなかで単独政権を望むのはわずか5%、自民中心の連立政権を志向する者も36%に留まり、合わせても半数に達しない。
―なぜ、それほど麻生内閣は人気がないのか。
ひと言で言えば、小泉内閣以来の新自由主義的改革への不満だ。それも、格差の拡大や経済の疲弊という結果への不満はもちろんあるが、誠実で正確な説明がなされなかったことへの怒りも大きい。
例えば、三位一体改革の説明は、こうだった。地方分権を促進するには、ひも付きで使い勝手の悪い補助金や地方交付税を減らし、その代わりに税源を移譲し、自律的運営に転換する必要がある――。
ところが、税源の委譲は、税収を担保するものではない。各地方の企業活動が活発化し、増収にならなければ、税源を移譲しても税収は増えない。税源委譲の結果、東京都、神奈川県などは補助金カット分などを埋め合わせてプラスとなったが、北海道や沖縄はマイナスであり、地域間格差の拡大を助長してしまった。しかも、その税源委譲にしても想定ほどは進まず、中央省庁が相変わらず口を出す構造は、いっこうに改まっていない。地方には、だまされたという思いが高じている。
―自民党の社会保障や雇用政策に対する評価は。
極めて低い。後期高齢者医療制度に対しては、地方の医師たちまでが反乱を起こし、自民党支持基盤の低下につながった。雇用政策についても、政府自民党は産業界、企業経営者よりの政策を採用し続けた、という不満が、有権者にはある。そうして、自らの将来に不安を高めている。有権者の『景気の今後に関する見方』は、「かなりよくなる」+「ややよくなる」が48%、「かなり悪くなる」+「やや悪くなる」が46%と半々だ。ところが、『自分の生活』については、「かなりよくなる」が1%、「ややよくなる」が29%に過ぎず、「やや悪くなる」が49%で最も多く、「かなり悪くなる」が11%だ。年金を始めとする社会保障政策も、雇用政策も、子育て政策も、評価は低かった。
加えて調査で明らかになったのは、現在最も生活不安にさいなまれているのは、これまで自民党の大票田であった50、60代の中高年世代であることだ。彼らが自民不支持に回れば、選挙結果は雪崩を打つ。今回は、「マニフェスト選挙」ではなく、完全に「業績評価選挙」だった。
―つまり、自民党が政権与党としての結果責任をとことん問われ、一方の民主党は野党だから業績を評価する材料がない、という点が有利に働いた、ということか。
そうだ。麻生自民党は、新自由主義的改革に不満を持つ者と、その政策を転換したことに不満を持つ者という相反する両者から批判を浴びた。調査では、小泉構造改革を「評価する」が36%、「評価しない」が59%だ。その正反対の意見を持つ両者ともに自民党にお灸を据えようと、民主党に投票した。民主党は野党ゆえに実績を問われず、意見が対立する両者の票を獲得することに成功した。
だが、政権をとった以上、今後はそうはいかない。構造改革派と反構造改革派、小さな政府派と大きな政府派の双方を満足させる予算編成は神業となる。
―民主党がマニュフェストで掲げた「大きな政府」路線は、一定の評価を受けたのではないのか。
有権者は、決してばらまき政策を歓迎していない。自民党のマニュフェストに書き込まれた手取り100万円アップ政策を「評価する」27%、「評価しない」67%。消費税率引き上げを「評価する」44%、「評価しない」51%。また、民主党の子ども手当て政策に対しても、「評価する」44%、「評価しない」52%、高速道路の無料化は「評価する」30%、「評価しない」65%。
子ども手当て政策に関しては、「一過性の手当てよりも、子育てと仕事を両立するための環境整備をしてほしい」という回答が、少なからず寄せられた。
必要不可欠かつ持続可能な予算措置は何か、有権者は真剣に考えている。その思いをキャッチする感度が、自民党も民主党もあまりに鈍い。
―今回の政権交代をひと言で表すと。
消極的政権選択、あるいはダメもと政権交代。なぜなら、「現在の与党の政策が優れているので、現状のままが良い」は7%、「現在の野党の政策が優れているので、政権交代が良い」が12%だ。対して、「与党と野党の政策は大して違いがないので、政権交代しても良い」が55%、「与党と野党の政策は大して違いがないので、現状のままが良い」が24%に上るからだ。
―有権者は冷めているということか。
そうだ。米国民はオバマ大統領というドリームを支持した。だが、日本国民は、民主党が掲げたドリームに投票したのではない。そもそも、民主党はドリームを掲げたとは言えないし、有権者はあくまで自民党に懲罰を与えただけだ。ただし、画期的なのは、民主党に政権担当能力が「ある」48%、「ない」39%という結果だ。「ある」が「ない」を上回ったのは、我々の調査では初めてだ。
―民主党の圧勝には、小沢代表代行の豪腕も寄与した。百数十人もの小沢チルドレンを抱え、党内権力が集中する危険はないか。
危険はあるが、人事を見なければ判断できない。
――鳩山首相が、個人献金問題で辞任することもありえるか。
新しい事実があるかどうか、だろう。可能性はない、とは言えない。
(私のコメント)
民主党が308議席の安定多数を得た以上は4年の任期一杯続く事になるだろう。連立次第では三分の二議席以上の議席で再議決も可能になる。その前に小沢一郎は自民党内の不満分子に手を出して自民党解体に追い込むかもしれない。自民党から離党して無所属になって民主に擦り寄る議員が続出するだろう。
自民党は政権政党であることでまとまって来た政党であり、利権から離れればたちまちにして空中分解してしまうかもしれない。細川連立政権の頃も自民党から離党するものが相次いで自民党は空中分解寸前だった。自民党は1993年の時にすでに党の寿命は終わっていたのであり、野党のだらしなさが政権交代を阻んできた。
自民党が耐用年数が終わった政党であることは世襲議員の増加で証明されるのであり、海部内閣以降は世襲議員の総理大臣がほとんどだ。国会議員という職業は精神的にも肉体的にも非常にきつい職業であり高い能力も要求される。とても世襲のバカ息子には務まらない仕事なのですが、自民党は外交防衛はアメリカに丸投げして、内政は官僚に丸投げすることで、演説一つ出来ないようなバカ息子でも議員の後を継いで来た。
そのバカ息子が当選を重ねれば党の幹部になり、総理になることで自民党は醜態を晒す事になって自民党政権は終わりを告げた。今回の選挙でも民主党へのネガティブキャンペーンが行なわれて、「株式日記」のコメント欄にも「愛信」という名のハンドルネームのネットウヨから投稿が行なわれてきましたが、自民党批判が高まっている時に民主党批判しても票は自民には戻らない。
小泉総理自身が「自民党をぶっ壊します」と言って人気が高まったのだから、その頃から自民批判は高かったのだ。そして安倍、福田の政権投げ出しが続いて麻生総理が決定的に自民党支持を引き下げてしまった。自民党は世襲議員が多くなる事によって政治に志ある人を排除してしまったのであり、世襲議員の多くは今回の選挙で始めてドブ板選挙をした人もいる。
小泉構造改革は結果的に地方を切り捨てる事につながり、選挙地盤の地方を自ら切り捨ててしまった。そこを小沢一郎に突かれて投票において地滑りが起きてしまった。自民党にはもやは人材はいなくなってしまったのであり、自民党自体が立ち直る事は無いだろう。自民党の有力議員は比例で何とか当選しましたが、4年後にはカネも無く、支持者もいなくなって消えて行くだろう。
自民党は医療制度を破壊して病院の倒産と医師不足が相次いで、妊産婦のたらい回しが社会問題化するようになった。母子加算を廃止して少子化により拍車をかけるような馬鹿な事まで行なってきた。「75歳以上は早く死ね法案」も自民党が末期的状態になった象徴であり、自民党議員は法案の中身を知らずに賛成投票をした。
小林良彰教授が言っているように民主党政権はダメもと政権であり、もし民主党が自民党と同じく失政を重ねれば次の選挙では地すべり的な大敗する事になる。小選挙区制度はそのような選挙制度であり、ネットウヨは民主党政権が出来ると外国人参政権や人権擁護法案が出来るとネガキャンしたが、本当に悪法なら実施段階で批判が噴出して支持率を落として大敗するだけだ。
自民党は児童ポルノ禁止法案でネットを取り締ろうとした。17歳以下の児童の水着写真がポルノというのは行きすぎであり、本当の目的はネットの取り締りだ。植草一秀氏や高橋洋一氏への「国策捜査」は日本が警察国家になりつつあることであり、警察や検察は腐敗しきって女性の変死に関係しているタレントの押尾学を釈放した。自民党の大物議員が関与しているからですが、民主党政権は警察や検察の大粛清をする必要がある。
民主党は政権担当能力があるかどうかが試されますが、鳩山由紀夫首相は自民党の追及で音を上げて安倍福田のように政権を投げ出す事もあるかもしれない。細川政権の細川護煕も佐川問題を追及されるとあっさり辞任してしまった。民主党政権に不安があるとすれば鳩山由紀夫総理の線の細さだ。
選挙制度は馬鹿げており戸別訪問も立会演説会もネットの活用も禁止されている。選挙期間も二週間しかないから候補者の名前だけで投票を迫られる。その方が自民党議員にとっては有利だからですが、民主党は選挙制度を改正して自由化を進めるべきだ。
温室育ちの自民党の落選議員は次の選挙まで生き残れるのだろうか? 冒頭に写真は城内実候補の辻立ちの光景ですが、4年の落選期間中ずっと続けてきた。民主党の多くの新人も辻立ちしていましたが、自民党の落選したボンボン議員はそれが出来るだろうか? 高齢議員は体力が持たないし、若手でも自民党自体に金が無くなり活動できなくなる。
東京10区の小林興起議員は民主党で復活当選しましたが、郵政民営化で反対して小泉首相から小池百合子という刺客が送られて落選して4年間浪人暮らしを強いられた。自民党からは怪文書をばら撒かれたりスキャンダルを暴露されたり小泉総理のやり方はヤクザのやり方だ。自民党はもともとCIAとヤクザが作った政党であり民主党への攻撃もえげつないものだ。
先日のTVタックルでは自民党の怪文書が暴露されていましたが、自民党の本性はヤクザとよく似ている。選挙を仕切るのもヤクザのシノギでもあるのですが、怪文書の出来はバカバカしいものであり、これでは自民党が野党に転落するのも当たり前だ。ネットウヨたちはこのような文書をポスティングしたり、「株式日記」にコピペしてがんばっていましたが、まさにKYであり街宣右翼と同じだ。
【怪文書】自民党が作成した民主党への中傷ビラは既に数十万枚配られてる模様
http://ichisureichi.blog67.fc2.com/blog-entry-827.html
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