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「郵政民営化見直し法案」民主が提出へ
民主党は31日、日本郵政グループの株式売却を凍結する「郵政民営化見直し法案」を、社民、国民新党との協議の上で次期臨時国会に提出する方針を固めた。
西川善文社長が進めてきた上場・民営化の手続きを止めるもので、西川社長の進退問題が改めて浮上する公算が大きい。
現在の郵政民営化関連法は、政府が全株を保有する持ち株会社、日本郵政について、2017年9月末までに3分の1超を残し売却するほか、傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の金融2社については全株を売却すると定めている。
見直し法案は、この株式売却を凍結する内容だ。民主党などは、郵便、貯金、簡易保険の郵政3事業の一体的経営を続けるためとしている。株式売却を凍結した後、現在の4分社体制の見直しにも踏み込む方針だ。
日本郵政の西川善文社長は、早ければ10年度の株式上場を目指し、社内態勢の変更などを急いできた。見直し法案が成立すれば、大幅な軌道修正は避けられず、経営体制の一新につながる可能性がある。
(2009年9月1日06時28分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090901-OYT1T00120.htm?from=navr
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