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ニューヨークタイムズに掲載された鳩山さんの「A New Path for Japan」がいろいろ言われているようだけど、世界的に見れば、内容的にそれほど大したものじゃない。米国の市場原理主義はそこらじゅうで言われていることで、アメリカ様々の輩でない限り、だいたいが世界中どこでもそういう認識だ。証拠と言われれば、いくらでも出せる。
鳩山さんの文章が画期的なのは、米国のポチよろしく何でもハイハイと聞いてきた日本の、次期首相と目される人物から出てきたことなのだ。ブッシュさえも苦笑する前でプレスリーを真似た小泉や、マイクを前にマダム・スシと得意げにのたまわった小池百合子ババーの姿を思い出せばいい。そんなイメージしかない日本から、鳩山さんが書いたような文章が出てくると誰が想像するだろうか。ビックリするに決まっている。しかし、あの文章は、日本と同じように米国という選択肢しか想定し得なかったアジアの国々の指導者にとっても衝撃的なことなのだ。何だかんだ言って、日本はまだ経済大国という認識だ。その日本の次期指導者が、あんなこを書いたのだ。
あれに騒いでいる連中は、金のなる木がなくなる連中と思って間違いないだろう。イラクでもそうだった。国民ってのは、海外でやられていることをほぼ何もしらない。だから、予算をつけて、やりたい放題。いくらでも金儲けができる。イラクの会社に任せれば1万ドルでできることに、100万ドルの予算をつける。当然、受注するのは米国企業だ。その米国企業が、そのイラクの会社に下請けすれば、後はボロ儲け。自公政権の下では、日本でこれとソックリのことがやられていたと思って間違いない。そのようにしてボロ儲けしていた連中が米国におり、そのおこぼれを頂戴していた連中が日本にいる。別に安保があったらこったらとか、そんな大層なことじゃない。金儲けの種がなるなるかどうかという話だ。
湘南の片田舎から
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