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【神州の泉−高橋博彦】
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/09/post-98e5.html
2009年9月 1日 (火)
植草一秀さんは、今の空白期間が最も危険かもしれない!!
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先月30日、第45回衆院選が行われ、民主党(選挙前115議席)は、単独過半数の241議席を圧倒的に上回り、308議席を獲得してしまった。戦後初、歴史的な政権交代である。選挙前300議席だった自民党は、1955年の結党以来最低の119議席に縮小した。
選挙前、国民世論は圧倒的に自公政権を否定し、その空気を感じ取った自公政権は、なりふり構わず選挙運動に奔走した。断末魔の足掻きで政権死守を狙ったが、やること為すことすべてが裏目に出た。自公政権は前回の郵政選挙が上手く行ったのに乗じ、メディアを使ってあの手この手のキャンペーンで政権交代を阻止しようとしたが、二番煎じは上手く行かなかった。
国民は前回の郵政選挙に懲りていたので、これには冷静に対処していた。今回はB層などという皮相的な選挙民層は存在しなかったようだ。それは、自公政権が行った今までの政策出力が、あまりにひどく、国民生活はとことん痛めつけられているからである。エコノミストの紺谷典子さんも、「今度の選挙結果を「風」とか「自民党にお灸」などと解説する人が、いまだにいる事にがっかりしています。私は勝手に、日本経済と国民生活の疲弊が限界に達したのだと思っているのですが・・・・」と、今回の選挙について、能天気な解説をしている者たちを怒っている。
今度の選挙結果は、民主党の人気が出たからというよりも、自公政権が国民無視の政策を長期間強行し続けた結果、国民生活が疲弊の極に達したストレスから出ている。これ以上、自公政権に政治を任せることは自殺行為だという、土壇場から出た国民の悲痛な叫びなのだ。国民は民主党を選んだというよりも、自公政権を打倒する現実的な選択肢として、民主党しかなかったということである。
あらゆる選挙キャンペーンを画策していた自公政権は、世論の反自公の構えを知って、万策尽きた状況になっていた。だから、マスコミは選挙について、異常なほど鎮静的な報道に終始したのである。四年前にマスコミが行った大々的な郵政選挙キャンペーンを思い出して欲しい。朝から晩まで小泉首相の劇場型パフォーマンスが流されていたではないか。同時にアヒルのCMもうんざりするほど流された。
森田実氏を参照すれば、あれは米国保険業界の金が、大手広告会社を通じて、マスメディアにばら撒かれ、「民営化こそ国政の王道である」という一大キャンペーンが垂れ流されたのである。あの時は「郵政民営化」という巨大な売国政策の実現が衆院選にかかっていたので、米国は惜しげもなく何千億円ものキャンペーン料を日本のマスメディアに使ったのだ。
その郵政民営化利権奪取計画の実現を間近に控え、悪徳ペンタゴンは、最も先鋭的な糾弾者である植草一秀さんを受牢(じゅろう)させた。しかし、前回総選挙の時のように、日本の大手メディアに、偽装CHANGE勢力を温存させるために、多額の金を遣う余裕は今のアメリカにはない。だから、マスコミは今回の選挙では静かだったのだ。
国民も、前回の学習から、メディア報道に対しては、一歩引いて見る冷静さがあった。日本人は馬鹿ではない。何度も同じ手は通用しない。それほど国民の静かな怒りは、大きなうねりとなって、8月30日の選挙に向かったのである。
さて本題に入る。管理人は心配しすぎなたちなのか、今、収監中の植草一秀さんのことをとても憂慮している。もしかしたら、植草一秀さんの生命が最も危険な時期はこれからの二週間かもしれない。その理由だが、自民党から民主党へ政権交代が確定し、今月の中旬、鳩山由紀夫民主党代表が、総理大臣に就任するまでの間は、既存与党が退陣し、新政権に権力を委譲する過渡期に当たっている。つまり政治的な空白期間となる。
管理人の心配はこの空白期間にある。悪徳ペンタゴンは、過渡期の混乱に乗じて収監中の植草さんを狙わないだろうか。政権交代に紛れて法務省筋の規律が緩むことはないと思うが・・、悪徳ペンタゴンは、子飼いの自公政権が大敗北したことを見て、腹いせに植草さんを狙い撃ちするということはないだろうか。植草さんは小泉政権糾弾者の第一人者である。はっきり言って、国民のための政治が実現される希望の象徴なのだ。新生日本の象徴的人物だ。
今、悪徳ペンタゴンの怒りや怨念が植草さんに向いていることは充分に考えられる。管理人の杞憂ならいいのだが、今後は十分に植草さんの安否に気を配って欲しい。拘置所の職員さんが、この拙ブログ「神州の泉」を読んでいるとは思えないが、もし目にしていたら、植草さんを絶対に守って欲しい。彼はこれからの日本を建てなおす重要な人物なのだ。日本が経済や戦争で国難に瀕した時、日本の深い部分では必ず、歴史に偉大な人物を登場させる。その人物が植草一秀さんなのだ。彼を生かすことは日本の未来を生かすことでもある。
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