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2009年9月 1日 (火)
腑に落ちない国民審査の開票結果
8月30日に実施された最高裁判所裁判官国民審査の開票結果が、31日付毎日新聞に発表されていた 。
<以下上記記事から罷免率の部分を転載>
◆最高裁裁判官国民審査の結果◆
氏名(出身) 罷免要求票数(率%)
桜井龍子(行政官) 4656462(6.96)
竹内行夫(行政官) 4495571(6.72)
涌井紀夫(裁判官) 5176090(7.73)
田原睦夫(弁護士) 4364116(6.52)
金築誠志(裁判官) 4311693(6.44)
那須弘平(弁護士) 4988562(7.45)
竹崎博允◎(裁判官) 4184902(6.25)
近藤崇晴(裁判官) 4103537(6.13)
宮川光治(弁護士) 4014158(6.00)
※告示順、敬称略。◎は長官
<転載ここまで>
今回は「過去の国民審査よりも罷免率が上がる」と確信していたが、結果は残念ながら例年並みの数字にしかならなかった。
どうも腑に落ちない。
8月30日の国民審査については、名古屋の弁護士のみなさん(名古屋高裁での「イラク自衛隊差し止め訴訟」で違憲判決を勝ち取った)が、竹内行夫裁判官の罷免要求運動を呼びかけた。竹内氏の件では、天木直人氏も広く情報発信されていた。
植草一秀氏の上告棄却に抗議するため、副島隆彦氏 や 「神州の泉」の高橋博彦氏、 「反戦な家づくり」の明月氏 はじめ、多くのみなさんが近藤崇晴氏など問題ある裁判官の罷免投票を呼びかけた。
その他にも審査の判断材料として、裁判員制度導入、御殿場事件や高知白バイ事故の上告棄却、1票の格差判決に関わる問題もあった。
上記毎日新聞記事によると「投票者数は前回より200万7404人多い6945万4375人。投票率は前回を1・33ポイント上回る66・82%だった。」ということである。
衆議院選では、政権交代を望む有権者の意思により、過去最高の投票率で民主308議席という圧勝をもたらしながら、一方でこれだけ司法への不信が広がりをみせるなか、最高裁判所裁判官の罷免要求は何故、例年通りの数字なのか?
マスコミが情報発信しなければ、広く国民へ問題提起することは困難であろうが、それにしても、過去最高の15.2%に届かずとも、それなりの数値が示されるものと期待をしていた。
まことに残念である。
裏に何もないのであれば、納得せざるを得ないが、新政権には、是非国民審査の開票結果について、透明化を図っていただくよう、要望を投げかけたい。
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