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民主党は参議院では、民主党単独では過半数に届かないため、何が何でも社民党、国民新党との協力を得なければならない事情がある。参議院では、社民党と国民新党はまさに政治のキャスティングボードを握っている。だから民主党としては社民党と国民新党巻き込んだ閣内協力での連立政権を確立しようとやっきになるだろう。 ここで安易に閣内協力に踏み込むことは社民党に取ってメリットに比べてデメリットが多すぎる。かつての社会党は自民、さきがけとの閣内協力での連立政権で、社会党党首の村山氏が首相に祭り上げられ、閣内不一致を取り除くため、それまで違憲だとしていた自衛隊の存在を合憲だと従来の姿勢を180度転換させてしまった。結局そのことによって社会党の存在意義が見失われ、連立解消後の総選挙では壊滅的惨敗を喫した。そのことは今の社民党の幹部にとってはトラウマとでもいうべき政治的失策として記憶されているだろう。 入閣するとなると必ず閣内不一致が問題とされる。それを避けるために弱小政党の社民党は民主党からこれまでの政策の放棄を迫られるのは火を見るより明らかだ。それはかつての失策の繰り返しだ。大臣の椅子よりも、社民党は自らの政治的スタンスを変えることなく、かつキャスティングボードを握れる閣外協力に止めるべきだ。 |
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