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2009-08-31(Mon)
残念! 保坂展人さん落選
こちら近畿地方では、自失党や混迷党をほぼ撃滅し、選挙区では自失党5,混迷党ゼロ!に追い込んだ。ただし、比例で自失9,混迷5をとられてしまったのが、やや残念。
特筆すべきは、苦節何年かわからないけれども、当選の望み限りなく薄い状態で立候補し続けてきた社民党の服部良一さんが当選した。
「比例は社民!」と言い続けた甲斐があったというもんだ。
近畿では、社民党7議席中2議席を輩出した。
何より残念なのは、東京8区。保坂さんが落選してしまった。直前の選挙区変更は、やはり辛かったのだろうと思う。
テレビ出まくりの石原を相手に惜敗率76%余りだから、善戦したとは思うけれども、やはり彼が議席を失ったことは、私にとっても、おそらく多くの国民にとっても計り知れないほど大きな痛手である。
民主党の308については、ほぼ下馬評通りだから、とくに言うことはない。
が、注目すべきは、テレ朝の選挙ステーションでの報道だ。
民主党の完全勝利が確実になった段階で、前原誠司を延々と画面に登場させ、福岡政行が内紛扇動を仕掛けていた。
曰く「前原さんは、小沢と闘ってくれますね!」
さすがの前原も適当にいなすと、さらに加えて 「小沢があれこれ言っても妥協せずに貫いてくれますね!」
ここまで来ると、前原の顔面神経は制御不能になり、引きつった笑みが止めようもなく満面に広がった。
おそらく、これから繰り広げられる展開は、民主党の内紛をどうにかして煽り立てるという戦略だろう。
そうなると気になるのは、前原が内部分裂を仕掛けたときに、何人が乗ってしまうのか、ということだ。
その、ひとつの指標になるのが、憲法9条と集団的自衛権に対する見解だろう。
毎日新聞のサイトから、各候補者のこれらに対する見解を知ることができる。
ただし、各選挙区ごとに分かれているので、非常に手間がかかる。
とりあえず、北海道から千葉まで、小選挙区で当選した民主党の67人を調べてみたら、9条改悪反対、かつ集団的自衛権の見直し反対ではない人が27人いた。40%である。
308x40%=123だから、およそ100人以上は、なびく可能性もないとは言えない。
自公と「見んな」で145だから、単純に足し算すれば過半数が逆転するが、たぶんそれはない。
そうではなくて、執行部に対してクーデター的な圧力を掛けて、政策を実行不可能にし、社民党をのけ者にし、わざと国民の不興を買うように仕向けてくるだろう。
当面、問題になるのはアフガニスタンだ。
アフガンへの派兵を、ことさらに大きく騒ぎ立て、マスコミも前原の提灯持ちをして、民主党と連立政権を揺さぶってくる。
ここで忘れてはいけないのは、小沢一郎は超原理的な民主主義者だということだ。
社民党や共産党は、小沢一郎と喧嘩してはいけない。
小沢の議会制民主主義への熱い思いをうまくくみ取って、前原グループとの内紛に勝ち抜かなくてはならない。
これが、一見絶対多数を獲得した連立政権に訪れる、最初の試練だ。
民主党の多くの議員も、選挙のなかで私たち庶民の声を聞いているはずだ。
どっちに付くんだ? という局面になったとき、それは大きな重しになるだろう。
とにかくも、「あの選挙は何だったんだ??」と言うことにならないように、激励と監視と批判の目をゆるめてはならないと思う。
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