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まずは何より、
永年待ち望んだ「われらの手による政権交代の実現」を、
ともに喜びたいと思います。
しかるに
動あれば反動あり
革命あれば反革命ありというのは世の倣い
辛勝であったれば政権運営が軌道に乗るまで緊張感を絶やすこともないでしょうが
これだけの圧勝とあっては
時間の経過とともにゆるみが出てくるのは避けられぬことなのでしょう。
ましてや一握りの幹部を除いては"政権与党"の経験を持たぬ大集団故に
また勘違い与党もどきの疑似経験だけはなまじ豊富に抱えているだけに、
実際手にする権力の大きさと
それに伴う責任の重篤さに
押しつぶされねじ曲げられてしまわぬかと心配です。
新政権に対して
ご祝儀で「様子を見守ろう」などと悠長なことをいっている暇は
これっぽっちもない。肝に銘じておきましょう。
反動の反動たる由縁は動きの出る兆候のうちに芽をつみ取って動けぬようにしてしまうこと。
さすればこれから物事を動かそうというものにとっては
考える前に着手せよ!
見る前に跳べ!
でなければならぬはず。
ということで
「主権者たるわれらは何を託したのか」を明確に早急に発信すべきです。
いつまでも受身のままでは、誰のための「政権交代か」ということになってしまいます。
1)注目すべきは重量級傍系3者をどう使うか。
3者とは両田中〜真紀子・康夫、それに鈴木宗男。
このうちの一人を外相では如何でしょうか?
お三方とも少なくとも「どこかの国のため」ではなく
愛する我が国のため、民衆のための立場を堅持してくれるだろうし、
国際舞台においてのパフォーマンスにも、
歴々たる老獪な各国外相に遜色ない立ち居振る舞いのできる方々と思うのですが。
2)来年7月までに目に見える形で「政権交代効果」をアピールする必要があります。
景気は間違いなく悪化。失業者の増大も火種でしょう。
くすぶる不満がいつ新政権への反発となって表面化するか。
自公政権のつけ等と正論を吐いても間に合いません。
「目の前の為政者に」たいして手だてを求めるのですから。
ヨシミGを中途半端に生き延びさせてしまったことが鍵です。
間違いなく「失政」攻撃を仕掛けてくるでしょう。
議論すべき事案と即断実行すべき事案の峻別が鳩山政権成否の肝であるといえます
3)緊急雇用対策として失業者、求職者のうち希望者全員を、
政府による"直接"臨時雇用対象とすることを打ち出す。
この提言の肝は「補助金」の形は絶対にダメ。直接対象者が恩恵を受ける形で金を使うというところにあります。
一月以内の研修実施の後、
○年金紙台帳の照合作業
○全国各地に散在する休耕農地を国が借り上げ、営農者として配置する(かつてのソ連におけるソホーズを批判的に継承するとイメージして下さい)
○介護・福祉分野における補助者〜自立した有資格者を見据えて人材確保する
この3つの業務を担って貰います。
「補助金制度」で雇用対策・経済対策をやろうとしても
新利権の発生なり、官僚の新権限を生むことにしかならないでしょう。
繰り返しますが、雇用対策でもあり、同時に経済てこいれ対策にもつながります。
財源は"優秀な"官僚さんたちに任せるとよいのです。
新政権での自らの生き残りを賭けて、争ってあちこちから見つけ出してくれるでしょう。
4)首班指名の特別国会中に
前政権(小泉以降の意味です)で改悪された制度中3つに絞り、
とりあえず旧に復することを目的とする法案を議決・実行します。
その1〜高齢者医療、障害者自立支援。
その2〜ガソリン税暫定税率。
その3〜郵政民営化凍結。
2・3はすでにアウトラインはできているはずで準備可能。
1も議論の余地なく早急に合意形成が可能でしょう。
霞ヶ関改革への本気度を示すためにも、
「議論のための議論はしない」ことを
政権発足の最初に打ち出す必要があります。
とにかく時間との勝負です。
矛盾点、生じるであろう問題点の解決は泥縄でかまいません。
この3点に続いて順次、即時に改廃を進めてゆくことを宣言するのです。
発足3ヶ月間で具体的になにをなすのか。
もちろん並行してマニフェストを洗い直し、
必要に応じて民意を問い(もちろん"選挙"の意味ではありません)
3ヶ月以降数年後までの行程表を作成し、
検証しながら実行してゆくのです。
目に見える「変化への本気度」が示されれば
それこそ「痛みに耐え」ながらも信頼して政権に協力を惜しまないでしょう。
くれぐれも
「十分に検討の上で」などとは口にしないで下さいね。
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